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金言576:自分なりの「貧者の一灯」

30年あまり続けていることがあります。
15年勤続して、もはや自分の将来は描けないと考えて辞めた会社の、そう思わせたくれた経営幹部のひとりに毎年誕生日に何かしらの品を届けています。何はともあれ、現在仕事が続けられるのは、この人たちから学んだ技術と知恵のおかげだからです。
だいぶ時がたち、この人たちの何人かはすでに鬼籍入りしています。

振り返れば、退職してから、一度も欠かさず続けていました。海外に赴任している時も神戸に拠点を移した時も、東京に戻ってきてからも、リーマン・311で自己破産しかけたときも。バブルのときは、それなりの品、そして1000年に一度の未曾有の困難な環境のときは貧者の一灯として。

何の見返りもございません、直属の上司に9年間受けた教育的指導の恩を自分なりに返し続けています。でも終わりが近づいています。

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