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金言from山市文庫アーカイブ

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日常のビジネスシーンで受けた指示事項、顧客に指摘されたこと、商い成立の過程で感動したこと、取引の場面で失望させられたことなどを中心に紹介していきます。読者の周囲にもいつの世もどこ… もっと読む
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2021年8月の記事一覧

金言254:免許更新

テレビドラマでは、旅客機のパイロットの適正試験は、厳しそうです。ベテランパイロットが、定…

金言253:プルーブン・テクノロジー

マネックスという証券会社がありますが、これとまったく別の業界で「マネXX」と陰口をたたかれ…

金言252:塩漬け戦術

後に「砂漠の嵐」作戦を実行することになる米国大統領の大統領就任式典に、米国製品の拡販に功…

金言251:契約社員

外資企業で、24時間臨戦態勢で働いていたときのことです。 24時間というのは、グローバル…

金言250:再起動

パソコンがフリーズしたとき、電源ボタンを長押しして、強制的にシャットダウンをし、数秒後に…

金言249:一流企業とは

ある株屋さんが、「一流企業とは、社会が必要とする企業で、税金の納付額が多い企業で、社員が…

金言248:落書き

1)世界遺産の落書き 世界に誇る日本の文化遺産が落書きに汚染され、落書きを消すなどの修復は困難だとときどき報道されます。落書きは、犬や猫があちこちにマーキングをするようなもので、当の落書きするヒトも悪いことをしているという自覚がなさそうです。 2)商店街のシャッターや民家の塀への落書き 観光地の落書きと異なり、街中の落書きには名前を書かないようです。ひところは、路上アートもどきの落書きが流行りました。JR山の手線の車中からは、ところにより、派手な落書き(アートというのかもし

金言247:持込み禁止

ビフォアコロナ時代の海外出張小噺。 1)液体の機内持込み 911のあと、機内に持込みが可能…

金言246:無国籍はよくない

米国軍が撤退してアフガニスタンがタリバンの支配下になりました。 他国の軍隊が駐留すること…

金言245:当事者の記録

1)国記 古事記・日本書紀が記録する時代に、時の権力者であった曽我一族が編纂した国記・天…

金言244:見切る

見切るとは、見込みがないと見限ること。 情報システム開発を本業としているソフト会社でのこ…

金言243:ヒトデ(今風にいうと人流)

当日の朝の天気予報によって、その日稼げる日銭の額が決まってしまうような商売に従事されてい…

金言242:良い人

お金に関することになると、良い人が一転悪い人になってしまうことがあります。そういった元良…

金言241:不良品

我が国の企業が、オフショアリング(海外生産)のメリットを享受するために、先行投資と合わせて高い授業料を払い続けていた頃の話です。 1)海外生産 現在では、日本市場に適合する品質を低いコストで維持できるようになった業界が増えていますが、昔は、製造コストの安い国で生産した(コスト競争力のある)製品に、国産品より少し安くなる程度に流通コストを上乗せして、日本市場で販売する商売が、生き残り方法の1つでした。高いと売れないからといって、国産品を値下げすると原価割れになるので、同じよう