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トランスジェンダーの権利に反対していた保守党ミリアム・ケイツ、労働党候補に敗北して議席を失う

反トランスジェンダーの姿勢を示していた保守党のミリアム・ケイツは、2024年7月4日のイギリスの総選挙で議席を失った保守党の有力議員の一人となりました。マリー・ティドボールは7210票差で勝利し、サウスヨークシャーのペニストーンとストックブリッジの選挙区で労働党が勝利しました。

敬虔なキリスト教徒として知られるミリアム・ケイツは、トランスジェンダーの人々のための権利運動に反対してきました。トランスジェンダーの権利を推進することは「女性という概念そのものを侵食する」と述べ 、「トランスジェンダーのイデオロギーが子供たちに害を及ぼす」という持論を展開していました。

また、この元保守党議員はLGBTQ+慈善団体を標的にし、伝統的な家族と社会における女性の役割についての信念を公に共有したこともあります。

加えて、独立調査により、ミリアム・ケイツが転向療法を推奨する教会の理事であったことが明らかになっています。トランスジェンダーの人を強制的に「トランスジェンダーでなくさせる」という転向療法は、多くの主流の科学団体から危険な試みであるとして非難されています。

出典:PinkNews

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