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ジストニア闘病×本や映画、音楽、メジャーリーグ……将棋など

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2018年3月に頸部ジストニアを発症。 首が自分の意思とは関係なく、右へ勝手に回ろうとします。 対処療法しかないので、辛い病ですが、趣味の「読書」「映画」「音楽」「メジャーリーグ… もっと読む
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2019年9月の記事一覧

称賛は死者に、嘲笑は生者に

ニーチェは、『ツァラトゥストラ』において、「 偶然とは創造性の源だから、それを妨げてはは…

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4年前
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脳のトリセツ

「明日へ羽ばたくために 過去から這い出すために」 久しぶりに結婚式に参加しました。首の関…

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4年前

秋になれば葉は落ちる

秋になれば葉は落ちるように、 現在熾烈な優勝争いをしているプロ野球も雌雄を決します。 か…

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4年前

そっと手をさしのべる

「そっと手をさしのべる」 週末に開成高校の学園祭の将棋部にお邪魔する予定です。 妻の同…

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4年前
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何かが終わり、何かがまた始まる

スターティング・オーバー 元号が令和に変わる頃、私の体調は飛躍的に良くなりました。 6回…

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4年前

「君はロックを聴かない」

肩の可動域が広いため、関節が緩む状態をルーズショルダーと言います。 野球好きであれば、一…

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4年前

アー・ユー・ファイティング?

病気になってから、闘病という言葉を用いています。今までいろいろな考えが頭の中を駆け巡りました。「もうダメだ」「なるようにしかならない」「うまく付き合いながら」 しかしながら、病に打ち勝ちたい、という思いも根強く残っています。 意識はしていませんが、父が癌と闘いながら、警察官という職を全うしていたからかもしれません。 病気は勝ち負けではありませんが、ある意味自分との闘いと言えます。 本書は、YAZAWAこと、矢沢永吉の本です。『アー・ユー・ハッピー?』(矢沢永吉) 「

『ただ、ありがとう』

「僅かだって明かりが灯るなら大切にしなきゃ」 復帰してから、周囲の支えもあり、何とか頑張…

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4年前

敗局は最高の師なり

「敗局は最高の師なり」です。 将棋の最大の教育的効果は「負けを知ること」に他なりません。…

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4年前

足音を踏み鳴らして

「また一歩 次の一歩」 駅までの道のりが長く感じます。物理的に距離は変わりません。 ただ…

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4年前

花は散るからこそ

「現実を受け止めて、この怪我とどうやって付き合っていくか」 短い選手生活を駆け抜けた伊藤…

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4年前

SFはスゴい!

趣味で小説を書き続きてきましたが、初めて執筆した長編はSFでした。 その昔、SFは低くみられ…

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4年前
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不浄に見える泥から蓮の花は咲く

本書『バッシング論』を読んでいたら、板垣退助が出てきました。 受験生の娘に何のために勉強…

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4年前
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利く治療

『芥川賞ぜんぶ読む』(菊池良) 直近の芥川賞『むらさきのスカートの女』は、久しぶりに面白い作品でした。 諧謔性とそこはかと漂う恐怖のバランスが絶妙です。 小説を趣味として、日常的に読む人は、1%にも満たないと言われています。 昨今は、スマホの普及や、アニメなどの隆盛で、趣味も多様化しているからです。 ミステリーやエンターテインメントの小説ならまだ読まれている方です。純文学となると厳しいものがあります。 本書は、芥川賞をぜんぶ読んで、 ひたすら考察しています。 作