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ジストニア闘病×本や映画、音楽、メジャーリーグ……将棋など

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2018年3月に頸部ジストニアを発症。 首が自分の意思とは関係なく、右へ勝手に回ろうとします。 対処療法しかないので、辛い病ですが、趣味の「読書」「映画」「音楽」「メジャーリーグ… もっと読む
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記事一覧

年の差を越えて 『証言藤井聡太』

 本日、王位戦の第三局です。  藤井新棋聖の二連勝中ですが、百折不撓の木村王位にも頑張っ…

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3年前

わが青春の時代 『平成プロ野球史 名勝負、事件、分岐点-記憶と記録でつづる30年-』

小学生時代は、阪神タイガースと西武ライオンズの野球帽を持っていましたが、欲しがったわけで…

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3年前
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生涯現役!天才の挑戦 『挑み続ける人生』(加藤一二三)

将棋会のレジェンド、加藤一二三先生は、最初の中学生棋士です。 時の人、藤井聡太さんから見…

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3年前
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「強くなること」という王道の目標

『藤井聡太 強さの本質』 私は将棋指せませんが、子供が研修会という場所で研鑽を積んでいる…

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3年前
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引き続き

4ヶ月ぶりに通院しました。 ボツリヌス菌注射を打つためです。 ステイホーム週間ですが、他…

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4年前
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現在地

今日は久しぶりに病気について書く。 野球の季節が終わり、今は読書が唯一の楽しみである。 …

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4年前
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100の準備『齋藤孝が読む カーネギー話し方入門』(齋藤孝)

人前で話すこと、苦手でした。 大人になるにつれ、人前で話す機会が多くなるにつれ、 少しだけなれてはきました。 本書のタイトルからズバリ「話し方入門」です。 カーネギーは、人前で話すときに大事なことを二点あげています。 「勇気」と「自信」です。 そのために必要なポイントは四つあるといいます。 一つ目は、「よい話し手になろうという一途な執念」。 二つ目は、「話そうとする内容を知り尽くす」。ここでは、 安住さんのエピソードが登場します。 三つ目は、「あえて自信ありげにふ

来期からは一軍監督!『二軍監督の仕事』(高津臣吾)

著者の高津さんは、 日本を含む四か国でプロ野球選手を経験しています。 経験に勝る学習はない…

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4年前
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世界は複雑 『真実VS本能』橘玲

PIAACという先進国の学習到達度調査によれば、 日本はトップです。(PIAACとは、PISAの大人版…

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4年前
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金はないけど知恵はある『伊藤Pのモヤモヤ仕事術』(伊藤隆行)

著書である「モヤモヤさまぁ~ず2」のプロデューサーは、自分自身の人生がモヤモヤだと言い切…

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4年前

一流の脇役 『超二流』(野村克也)

野村克也さんの本は何冊も読んでいるので、聞いたことのあるエピソードばかりですが、切り口を…

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4年前
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千里の道も一歩から

「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています」 …

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4年前
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漫才の宿命『言い訳』(塙宣之)

ヤホーと聞けば、ナイツが頭に浮かびます。ナイツの漫才フォーマットとして、あのスタイルは浸…

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4年前
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「笑わずにはいられません!」『記憶にございません!』

かつて、中井貴一さんは、まだ無名の吉田羊さんをテレビで見かけたそうです。そこから吉田羊さんに自分が出ているドラマに出演してもらったというエピソードを思い出しました。 映画『記憶にございません!』は、中井貴一さん演じる総理大臣が記憶を無くしてしまいます。 尊大で不遜な態度だった首相が、記憶を失ったことで、性格が一変してしまいます。 映画館で笑い声が響くのは、三谷作品の特徴かもしれません。 本作は、三谷作品に欠かせない俳優から、珍しい顔ぶれまで多様な出演者が並びます。