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ジストニア闘病×本や映画、音楽、メジャーリーグ……将棋など

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2018年3月に頸部ジストニアを発症。 首が自分の意思とは関係なく、右へ勝手に回ろうとします。 対処療法しかないので、辛い病ですが、趣味の「読書」「映画」「音楽」「メジャーリーグ… もっと読む
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2018年12月の記事一覧

2018.12.31(月)生老病死

本日は大晦日です。今年の別れと共に、午後に別れの儀式、告別式もあります。急遽、喪に服する…

cassisband
5年前
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入眠儀式

クリスマスは、ジストニアと頭痛、下痢が重なって辛かったです。なかなか眠ることさえできませ…

cassisband
5年前
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御徒町将棋センター

昨日、長男は御徒町将棋センターへ行きました。祖父に連れられて、行ってきました。 開成中学…

cassisband
5年前
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ゼミ生のキャラ立ちが面白い! 『継続捜査ゼミ』(今野敏)

警察小説といえば、何人か思い浮かびますが、今野敏先生もその一人と言って間違いないでしょう…

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5年前
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巨人の肩に乗る 『知の古典は誘惑する』(小島毅)

この本を読んで、古典は法律で定義されていると初めて知りました。 法律によれば、古典とは「…

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5年前
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ゴールのないマラソン 『亡霊のジレンマ 思弁的唯物論の展開』(カンタン・メイヤス…

「亡霊とは何か。それは、我々が弔うことのなかった死者、我々に取り憑き、苦しみを与え、彼岸…

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5年前
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いよいよ映画公開! 『こんな夜更けにバナナかよ』筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち(渡辺一史)

「生きていると、つらいこともあるけど、喜びも多いっしょ。その喜びの一瞬のために、人は生きているのかもしれない」 本書は、人工呼吸器を着けながらも自由を貫いた重度身体障害者と、介助に通うボランティアの心の葛藤を描いています。 「社会変革型」「私探し型」など、90年代移項のボランティア論の考察も示唆に富んでいます。 さらに、命がけの闘病、命がけのボランティアにはきれいごとはない、ということがわかります。 いよいよ年末に映画が公開されます。主演は大泉洋さん。その他に、三浦春

病気になって生まれたゆとり 『人生にゆとりを生み出す 知の整理術』(Pha)

整理が苦手です。とにかく苦手。仕事場の机は本や書類の山です。小学校2年生のころ、年賀状に…

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5年前
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息子の棋力向上が励み 『島研ノート 心の鍛え方』(島朗)

藤井聡太七段が公式戦通算100勝を達成しました。最速・最年少というおまけつきです。何より凄…

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5年前
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買い物難民の味方 『デス・バイ・アマゾン  テクノロジーが変える流通の未来』(城…

書店は子どもの頃から、大好きでした。週に最低1回は足を運びます。しかしながら、病気になっ…

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5年前
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中島哲也ワールド全開ホラーエンターテインメント「来る」(映画)

原作は『ぼぎわんが、来る』という小説です。これを読んだとき、昔観たコポッラ製作の「ジーパ…

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5年前
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装丁と解説がつながる! お笑いの天才の共演 『天才はあきらめた』(山里亮太)

天才に憧れることって、多かれ少なかれあるのではないでしょうか。特に子どもの頃は、アニメや…

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5年前
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芸術に至る入り口はない。それは誰にでも入ることができる。 『こうして書いていく』…

「船に乗れ!」の著者渾身の文学エッセイです。 文学から文章へ、文章から小説へ、小説から文…

cassisband
5年前
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爆笑必至!本好きなら共感度はさらに上がります 『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(神田桂一・菊地良)

「この本には『カップ焼きそばの作り方』についてが書かれている。それ以上でもそれ以下でもない。何ら実用性はないし、深い洞察があるわけでない」 久しぶりに面白い本を読みました。 9月に文庫化されたばかりです。 気になっていましたが、文庫化を期に手に取りました。読んだというより、ほとんど音読しました。 妻も図書館司書なので、割りと本には詳しいのです。とはいえ、私ほどは読んでいません。 つい、共感してもらえると思い紹介しながら、読み聞かせていたら、あっという間に読了。 着想