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ジストニア闘病×本や映画、音楽、メジャーリーグ……将棋など

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2018年3月に頸部ジストニアを発症。 首が自分の意思とは関係なく、右へ勝手に回ろうとします。 対処療法しかないので、辛い病ですが、趣味の「読書」「映画」「音楽」「メジャーリーグ… もっと読む
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2018年10月の記事一覧

お金をめぐる胸沁みいる物語 億男(映画)

「うまくお金を使うことは、それを稼ぐのと同じくらい難しい」ビル・ゲイツの言葉です。大富豪…

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5年前
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あの会社はこうして潰れた(藤森 徹)

「真実は小説よりも奇なり」 企業が潰れた影では、小説を凌駕する想像もしないドラマがありま…

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5年前
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とんねるずと『めちゃイケ』の終わり 〈ポスト平成〉のテレビバラエティ論(ラリー遠…

「笑い三年、泣き三月」人を笑わせるのは、人を泣かせるより難しいと言います。 プロフィール…

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5年前
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『ぼぎわんが、来る』(澤村 伊智)

12月に「来る」というタイトルで映画が公開予定です。 主演は、岡田准一さんや黒木華さん、中…

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5年前
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『仕事。』(川村元気)

映画プロデューサーの川村元気さんによる「仕事。」をテーマにした対談集です。 本書では、「…

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5年前
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『高橋宣行の発想筋トレ クリエイティブ・エンジンの鍛え方』(高橋宣行)

「センスがあるから一流になるのではなく、知識と体験に投資するから、センスが磨かれ、一流…

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5年前

『ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』(三上 延)

映画が公開されるということで、急いで読みました。 以前、ドラマ化もされているようでしたが、ライトノベルミステリーと謳っていたので、つい読んでいませんでした。 本好きにはたまりません。夏目漱石、太宰治などの作品が登場します。しかも、私はミステリー好きなので、もっと早く読んでおけば良かったと思いました。 古本屋 「ビブリア古書堂」を舞台に、古書にまつわる謎と秘密を絡めたミステリー小説です。主人公は安楽椅子探偵的な立ち位置で事件を解決していきます。 映画版には、黒木華さん、

『クリーピー クリミナルズ』(前川裕)

映画「クリーピー」で活躍した犯罪心理学教授・高倉が主人公のシリーズ初の短編集です。 「ク…

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5年前
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小説は君のためにある よくわかる文学講座(藤谷 治)

小説の役割とは何か? 私の場合は、娯楽と捉えています。 基本的に1回読んだ小説は見返しま…

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5年前
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『自己が心にやってくる 意識ある脳の構築』(アントニオ・R・ダマシオ・山形浩生訳…

なぜ私の首が右へ右へ向こうとするのか、不思議でたまりませんが、原因がはっきりしないからこ…

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5年前

『億男』(川村元気)

『億男』を原作にした映画が公開されるという事で読みました。発売当初から気になっていました…

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5年前
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『ため息に溺れる』(石川 智健)

書店で何か面白そうな本を探していたら、タイトルに魅かれて足が止まりました。 「ため息に溺…

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5年前
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『人間臨終図巻』

『もし人自分の死ぬ年齢を知っていたら、大半の人間の生きようは一変するだろう。従って社会の…

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5年前
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『あの明治大学が、なぜ女子高生が選ぶNo.1大学になったのか? 奇跡を起こすブランドポジションのつくり方』( 上阪徹)

今の高校生にとって、「明治大学が不動の人気校」であることは、 もはや自明の理かもしれません。 志願者数は、11年連続10万人を超えています。 昔は、いわゆる「バンカラの大学」と言われた、 明治大学ですが、どのようにして今のポジションを築いたのかを本書は読み解きます。 何点かポイントがあります。 女子学生人気、キャンパス、挑戦、ブランドイメージ戦略などです。 「伝統だけではメシは食えない。 ブランドイメージを変えるには、 誰もいないポジションで1位を取り続ければい