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トンボロを歩いて渡る。江ノ島に行ってきた①
友人と片瀬江ノ島で待ち合わせ。
カメラを下げて電車に飛び乗りました。揺られて乗り換えしてちょっと眠って、竜宮城のような形の片瀬江ノ島駅に到着。
今回の撮影は全てNikon Zfとキットレンズ40mmf2です。フィルムカメラと迷いましたが水族館、砂浜…暗くても撮れる、さらに防塵防滴で!というのが理由です。
楽しみで一時間半も早く着きすぎて一人水族館をまわっていると
トンボロが出る日ですよ!となぎさの学習館のお姉さんに教えてもらいました。トンボロ?何ですかそれはと食いつく私。どうやら砂州を歩いて江ノ島に渡れる日だそうで、昔の浮世絵にも参拝にトンボロ=陸繋砂州を行列で歩いて渡る様子が残されています。
潮位が20センチ以下になると現れるそうで、-2センチはなかなかない好条件だそう。雨や風の影響も受ける自然現象なので、予想されていても必ず起きるとはかぎらないとか。
水族館を一通り見てから友人にメールを送ります。「今日トンボロ歩けるって!」
新幹線に乗っていた友人は、かつてはこの辺りに住んでいたのですぐに理解してくれ、
「おーけー」と返事が来ました。うきうきしながら到着を待ちます。
たくさんのクラゲも、大きな水槽も、何度見ても吸い込まれそうなほど心が惹きつけられます。水族館に到着した友人と合流して、もう一周軽く回り、また再入館することにしていざトンボロ!
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道もよくわからなかったので友人に案内してもらって橋の下にたどりつくと。
普通に砂浜!そして人がたくさんいます。普段海の中なの、、ほんとう?って思ってしまうくらい。
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江ノ島ビギナーなので江ノ島玄人な友人に、『ほぼ初江ノ島でトンボロ渡るってなかなかないよ〜』と感心されました。ラッキー!
ゴミも落ちていない砂浜。わくわくしてしまいます。
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靴でも充分渡れたのですが、みんな思い思いに普段は水底の浜辺で取り残されたカニや小魚を追って遊んでいたり、海の波と戯れたり、あまりに楽しそうで靴も靴下も脱ぎ裸足になりました。久しぶりの海の満ち引き、砂のひんやりとした冷たさと細やかさ、気温も低くなく海日和でした。友人は足でごそごそなにかしていて、みたら生きている貝が!や、野生児!!(遠くから、どうせ海に入るでしょとサンダル履いて来た猛者)
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海なし県で育ったので、海には一際憧れと畏怖があるのですが、この日は波も穏やかで、ちょうど日が差して来て波が引けば足裏の砂が持っていかれる感じを楽しんだり、はしゃいでいたら思い切りズボンを濡らしました。あの心許ない感じ、足元がさらさらと攫われていくのが、何度体感しても好き。
タオルで砂を払い、ちょっとベタベタしたままだ〜と思いつつ、細かすぎて取りきれない砂あきらめて、靴下と靴を履いていよいよ江ノ島に上陸することに。
交互に降りたり登ったりするように交通整理された特設階段には行列。一年ぶりにあったのでたくさん映画の話や見に行った展示の話をしているうちにあっというまに順番がきました。
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さて、いよいよ江ノ島に到着。
トンボロを歩けるのはこの時期ならではだそうです。とっても楽しかったのでぜひトンボロの予測を調べて
江ノ島に歩いていってみてくださいね。
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