看病軟禁それから世界の崩壊。
娘、発熱して三日目。ワンオペで本日もお送りしております。
なかなかしつこい夏風邪。あまり普段熱がそこまで長引かない娘もしんどそうです。体力持て余し気味の息子も一緒くたの看病軟禁生活(大人一人)ってなかなかクるものがあります。
いや〜〜向いてねぇ。
この間、すごく久しぶりに写真をプリントした。物になるとまた良いなと思った。子どもたちとは別に旅に出られて、それが、常に安心で楽しかったのは今の私にとっては奇跡みたいなものだったと思う。
(子どもたちと一緒にいるのも楽しいし大切なのだけど、私が、私として感動するっていうのも生きていく上で大事だと思うこの頃です)
加茂水族館で水母もみたいし、北海道にも、九州にも行きたい。
やれやれ。
やたら熱いなー変に寂しく、真面目すぎだなーと思ってたら微熱。どおりで。でも、移ったとは信じない信じない。
倒れるように子どもたちと昼寝して気づいたら3時間経ってて驚く。いくらでも眠れる。
娘の熱はもう一息というところ。暇だ暇だとぷうぷう言っているのを布団に眠らせる。今夜はうどん。
買い物と空気の密度に耐えかねて外に出ると、台風独特のぬるりとした風が吹いて、欅や桜が白い葉裏を見せています。
デデデデじゃないけど、本当にあったら確実に困るんだろうけれど、全てめちゃくちゃになってしまえばいいのに、と思うことはよくあって、嵐の前の騒ぎと、それがそんな大したことがなかった後での、じんわりと残念に思う気持ちを抱きながら、『よかったね』と笑っていう時の自分の中の薄寒さ。
平和な日常を愛しながら、世界なんて壊れてしまえと心のどこかで願っている。
それを押し留めるために、芸術とか、音楽とか、宗教とか、あるのかもしれないなと、うどんの材料を買いに行くスーパーで、束の間一人シャッターを切りながら考えました。
ずっと家で子どもたちと一緒にいると、時空が歪んでいて、一人になった時に不思議な気持ちになります。SFはすぐ隣にあるのかも。