第0章 ある店との出会い~300万円を使ったお店と付き合い始めた頃

このnoteでは、現在飲食店を2店舗ほど支援させて頂いているお店のうち、とあるラーメン店について書いていきたいと思います(*´ω`)

場所は都内繁華街。と言っても新橋等といった都心の歓楽街ではなく、都心から伸びる私鉄沿線。

出会いは10年以上前になりますが、当時私は第二子の誕生に問題を抱えていて、妻が長期入院が決まった時でした。

上の子の面倒も見なければならない。しかし上の子もまだ2歳。

仕事もハードで、とても私一人で幼児の面倒を見れる状況ではありませんでした。

そんな中、馴染みの商店街をうろうろしていたら、とあるお店に目が留まりました。

それは【エビス樽生あります】と書かれたラーメン屋さん。

そのお店が軒を構えていた場所は地元では有名な「鬼門」と呼ばれる所。

数多くの飲食店が開店しては潰れる場所ってありませんか?

直近でも、地元では無敵と呼ばれたチェーン店のラーメン屋さんが営業していましたが、最終的にはその商店街から少し離れたところに移転し、その場所も閉店。

ですから、私も「ああ、またラーメン屋出来たのか」程度にしか思っていませんでした。

しかし、結果そのお店は10年以上も繁盛し、私も300万はそのお店で使うほどの大事なお店になったのです。さて、その理由は?

【考察】

では早速。ここまでの整理を行います。環境としては、

・商店街の人通りは多い

・パチンコ店も多く、周辺飲食店も多数存在

・チェーン居酒屋も多数存在するなか個人店も多くある

・私は【エビス樽生】があるラーメン屋さんというのが第一印象

・しかし、立地や店内環境条件は悪く地元では鬼門と呼ばれる

後で聞きましたが、賃料も面積で考えればとてもラーメン屋を続けられるような金額ではありませんでした。

しかし、そのお店は行列も出来る店舗になり、長期に渡り繁盛しました。

ある程度の専門性は次回以降に回すとして、私から一つだけ言える事。

それは【そこで働く従業員一人たりとも(ここがとても大事)客商売が苦手な者を雇ってはならない。勿論店主も然り】という事。

「何を当たり前の事を」と思われたと思います。

しかし、これ、本当に徹底されていますか?

頭数として必要だから、と言った理由も当然あると思います。

しかし、絶対にそれでは成功しません。

このご時世、使えるもの全てを戦力として戦わない事には競争に打ち勝つ事は不可能です。それは人、モノ、情報全て。

そのお店に「行きたい」と思わせるもの全てを活用して繁盛店は成立しています。

例えばスナックやキャバクラは最たるもので、「その人に会いたい」という気持ちを来店要素に繋げる。即ち人を商品力に据えているわけです。

ラーメン屋さんは味?旨さだけあればお客さんが来る?

私ははっきり問います。「それ、他で換えられますよ?」と。

先ずは店主がお客様を見て知って、そして好きになる事。

忙しさに感けてお客様の目を見ずに接客なぞ言語道断。

不思議でしょうが、これだけでも売上は本当に上がります。

旨いものを作るのも確かに必要です。でもそれだけでは今はダメ。

お客さんあっての商売、もう一度振り返ってみましょうね(*´ω`)

0章は以上です。拙い文章で恐縮ですが、1章からは核心の部分に入っていきたいと思います。今後とも宜しくお願いいたします(*´▽`*)

最後まで御覧頂きましてありがとうございました(*´▽`*)

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