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センバツ 浦和学院vs大分舞鶴 見どころ

大会1日目 第1試合

浦和学院 vs 大分舞鶴

大分舞鶴の先発は奥本、浦和学院は左打者の多い大分舞鶴に対し宮城の先発と予想する。

大分舞鶴は長身の2年生野上、浦和学院は右スリークォーターでショート兼任の金田、昨夏甲子園でも登板した芳野が控える。

大分舞鶴の奥本は絶対的に抑え込むタイプではないものの制球力が良く、変化球も多彩で安定感がある好投手。控えの野上は長身から球威のある球を投げ三振も奪えるが、秋に乱れたコントロールがどう改善されているか。

浦和学院は昨夏を経験した投手が複数いるのが強み。基本は宮城から金田へのリリーフが多くともに安定している為、失点は計算でき開幕戦というバタつきがなければ大崩れはしないだろう。

浦和学院の打線は金田・伊丹・高山のクリーンアップが強力。長打力はあるが本塁打を量産するタイプというよりは中距離の巧打者が並ぶ。
1試合平均3以上の犠打で盗塁は0.5、どちらかというとバントを使ってスコアリングポジションに進め、得点をあげる傾向が見られる。

対する大分舞鶴打線のキーマンは3番の都甲。
大島高校の大野投手からも複数安打を放ち、最も注目すべき打者であるといえる。それだけに秋はあまり結果が出なかった1、2番コンビの出塁が鍵を握る。バントは多用しない傾向があり、秋は1試合平均2個の盗塁という点から機動力を駆使できる展開に持ち込みたい。

守備はともに安定しており、大きな穴は見られない。ただ開幕戦という緊張感により序盤から乱れる可能性も覚悟する必要がある。ミスが出た時にいかに最小限でとどめるかが大切になるだけに試合の入りに注目したい。

21世紀枠とは言え大分舞鶴の実力は遜色なく、過去には同じ開幕戦で成章高校が勝利したケースもある。
戦力的には浦和学院が多少上回るものの、大分舞鶴も接戦に持ち込めば十分勝機ありとみる。

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