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わたしを通り過ぎた本

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食べものをあつかう仕事をしている人たちが、どんな本を読んできたのかcasimasiのある兵庫県宝塚市に店舗を構える方々に教えて頂きました。
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2020年10月の記事一覧

わたしを通り過ぎた本/松本かおりさんの場合

阪急宝塚線、雲雀ケ丘花屋敷駅を降り、山の方へ向かう阪急バスに5分ほど揺られて下車。そこから坂をすこしあがった一軒家に「pō」はあります。2019年12月にオープンしました。お菓子を担当する坂田さんと布小物を担当する松本さんのお二人で営んでいます。まず、松本さんにお話をうかがいました。 手を動かすのが好き 小さい頃は、母が洋服を作ってくれたので既製品はほとんど着たことがなかった。その影響で作るのが好きで、小学生のときは手芸部に入りフェルト人形を作ったりしていた。中学生のときは

わたしを通り過ぎた本/イタノチカさんの場合

阪急宝塚線、清荒神駅を降り、参道の脇にある急な坂をめげずに登って行ったところに「シチニア食堂(以下、シチニア)」はあります。2012年4月にオープン。その後、シチニア食堂を起点に清荒神駅前の宝塚市立中央図書館隣に「KIKILUAK(キキルアック)」を2018年8月にオープン。そして、2020年8月には宝塚市立芸術文化センター内に「MELMILHI(メルミルヒ)」をオープンさせました。今回は、清荒神のご自宅でお話をうかがいました。 フリーターが、店長に… 学生を終えたあとは、