コーヒーを飲む「だけ」の時間ができて、アートを家に迎えたくなった #Casieのある暮らし
アートは生活必需品ではないけれど、アートと暮らす人だけが知っている、特別な「発見」や「楽しみ」があるはず。この記事では、「Casieのある暮らし」のさまざまなカタチを紹介します。
今回お話を伺うのは、子育てがひと段落し、アートのサブスクCasieでアートのある暮らしを春先に初めてくださったふくろやさん。ふくろやさんのすてきなご自宅に招いていただき、お話を聞かせていただきました。
コーヒーを飲む「だけ」の時間ができて、住まいに自分のためのプラスをしたくなった
これまではずっと機能優先で家づくりをしてきました。リフォーム前提で買った家も、暮らしをスムーズにする工夫を一生懸命してきたんです。
子供が生まれてからの十数年はあんまり記憶がないくらい必死でした。コーヒーだけを飲む時間やテレビだけを観る時間がなかなか取れなかったんですよね。
自分の時間ができて、ふっと一息つけたのが、ここ2、3年のこと。
下の子も高校生になったので、部屋でゆっくりコーヒーを飲める時間ができたんです。何かをし「ながら」でなく、コーヒーを飲む「だけ」の時間が本当に久しぶりににできました。
子供が巣立っていくと「空の巣症候群」なんて言葉も最近は聞きますし、それを払拭したくて、住まいを居心地良く、自分のために変えたいという気持ちが出てきたんです。機能優先だった家にプラスアルファをしたいな、と。
今までは子育てに必死で、壁に目を向ける時間もなかなかなかったのですが、ふと顔をあげてみると、あれ、壁が寂しいなぁと感じたのです。
そんな時に、SNSの広告で流れてきたアートのサブスクが面白そうだなと思って、借りてみることにしました。機能優先だった住まいにプラスアルファの第一歩です。
意外だった家族の反応
最初は夫にサブスクで絵を借りてみたいんだけど、って話したら断られて(笑)。結局、数ヶ月後に勝手にはじめたんですけど、いざはじめたら夫が「これええなぁ」っていうんです。今この絵を一番気に入っているのも夫なんです。
息子と娘がいるんですが、はじめて絵が我が家にやってきた時も「なにこれ」「これ何の絵?」、交換した時にも「次はこんなのなんだ」と絵についてのコメントがあったので意外と興味あるんだなと驚きました。
アートを飾って、周囲をきれいに保つように
アートを飾りはじめて生まれた変化が、絵の周りをきれいに保つようになったこと。絵の周りは聖域というか、あまりごちゃごちゃしたところにお迎えしたらいけないなぁと思います。
私の家には、小物の飾り棚として使うために壁の一部をへこませた「ニッチ」という場所を設けていて、ここと似た気持ちで絵の周りもきれいに保つようにしています。
いろんなタイミングが重なって、アートのある暮らしをはじめた
絵を借り始める前は家に飾ったことはなく、家族で絵を楽しんだりする余裕はなかったんですが、やっとここまでこれました。
音楽だったり映画だったり、サブスクそのものにも慣れてきたところで、余裕も出てきて、Casieにも出会ってすごくタイミングが良かったと思います。
今飾っている絵をとても気に入っているので、もう少し楽しむ予定ですが、次はもっとインパクトのある絵にも挑戦してみたいな、と思っています。
〜ふくろやさんのお仕事〜
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