こんにちは、CaseMatch運営事務局です。
ケース問題解説編第1弾です。
今後もいくつか解説していきたいと思います。
では早速、下記のお題を解いてみましょう。余裕のある方は解説を見る前に自分でも解いてみると良いです。(なお、ケースマッチで回答すると他の方の回答もみることができます。問題はこちら)
お題
回答はこちら↓
次にこの回答の良いポイントを見ていきましょう。ちなみに、ケース面接では回答は一通りに定りません。そのため、必ずしもこの回答と同じ方針ではないと面接通過できないというわけではありません。
しかし、良い回答は構造的かつ論理的で、自分の示唆やアイデアを的確に伝えられているという特徴があります。
皆さんには、ケースマッチを通して自分の示唆やアイデアを的確に伝えられるような記述方法(話し方)を学んでいただきたく思っています。
良いポイント解説
上の回答は大きく4つのステップで記述されています。
結論の提示
現状分析
課題特定
施策のリスク評価、得られる効果の検討
はじめに結論である施策を述べることで、相手(面接官)にとっても、どの結論にむかって話しているかがわかりやすくなっています。
次に現状分析ですが、現状分析は3Cと呼ばれるフレームワークを利用して行うと良いです。
3Cとは、市場や競合などの外部環境の分析から、自社が行うべき戦略を立てるために利用するフレームワークです。売り上げ向上系のお題の場合、ほぼほぼ必須で利用するフレームワークとなっています。
3Cとは、「市場(customer)」「競合(competitor)」「自社(company)」の頭文字をとったものです。
先ほど示した回答では現状分析を以下の部分で行なっています(解説のため一部加筆)。
3つ目に課題の特定に入ります。現状分析のところで、この回答では季節によって売り上げが大きく異なるのではという仮説を立てています。
このように、闇雲に課題を探すのではなく、現状分析から課題に対する仮説を考え、それに対して検証するというプロセスを踏むことが「課題の特定」になります。
最後に施策を特定してリスク評価と効果の検証をします。
下にどの部分がどこに対応しているか追記しました。
以上が実例を用いた良い回答のポイント解説になります。
実際の面接でも同様の基準で評価されていることが多いです。そのため、初めはケースマッチでたくさん問題を解き、良い回答を参考に実力をつけていくと良いと思います!
最後に
皆さんがケース対策/GD対策をする上で、本記事が有益なものになることを願っております。
今後ともCaseMatchをよろしくお願いします!
CaseMatchへの新規登録もよろしくお願いいたします。
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