はじめまして

こんばんは。noteはじめます。たまに。

大・中・小学生の子供の母親業と金沢市の尾張町という町の昭和初期に建設された町家の「八百萬本舗」という小売店で、コンセプトの違う店舗を3つとディレクションをさせていただいております。


2番目の娘が4ヶ月のときに頂いたベビー服との出会いがきっかけで、何かに取り憑かれるように起業をしました。17年が経ち長男は22歳。長女は17歳。次女は11歳。

起業の知識などなにもない中、結婚のお祝いに頂いたお金と女性起業家のための融資を手に、ベビー服の輸入業からスタートした小さな会社です。頼りにしたのは、不安を恐れない若さと自分の好きなものへの直感とそしてライフワークバランスを重視する旦那様のサポートでした。

起業当初は、若さの勢いだけで未知の道に飛び込み、たくさんの素晴らしいプロダクトや取引先に出会いながら、勢いよくスタートしましたが、途中途中で、リーマンショックや取引先の買収などいろいろなものにさらされ七転八倒。幼稚園児と乳児を抱えての起業を専業主婦の母はよく反対しなかったな?と、母がいなくなった今になって思います。

そして、コロナ禍の17年目。今言えることは、あの時、飛び込んでおいてよかった…これに尽きます。

「自分と家族」「仕事と育児」両立なんてできるのかな…という不安を、多くの女性たちは抱えていると思います。

女性の地位向上が実現されるのは素晴らしいこと。でもその一方で、女性の中にあるプレッシャーはある意味増していく。社会から求められる役割以上に、自分たちが自分たちに求めるものが増えていくのではないかなと思います。

ひとつひとつの「好きな仕事がしたい」「結婚したい」「母親になりたい」が、「いい仕事をして、素敵な結婚をして、いい育児もしたい。」と、理想も欲も増えていきます。色々な想いが、足し算になって増えていくからです。

でも現実はすぐには動かない。目に見えないくらいのちょっとずつを積み重ねていくことしか出来ず、どれも、答えはすぐに出ないものばかり。

仕事はどんどんやりたいことが増えるし、壁にもぶち当たる。

結婚が素敵なものになるのかは、涙と笑いを積み重ね、乗り越えて、何年もの時間と努力を投資しないと答えは出ません。

育児も、子供がようやく手が離れるようになってきて始めて、自分の子育てが良かったのか、間違っていたのかに気づく。あるいは、答えは闇の中のまま。ああすればよかったと気づいたときには、もう子どもたちは親元を離れているものです。

自分のやっていることに対する答えを求めるのに必要な時間はそのくらい長いもの。気づいたらあっという間に時間は過ぎています。

だから、今という時間に逃げずに向き合いながら、同時に10年後20年後の長いスパンで自分たちがどうありたいかもずっと考え続け、自分に問い続け、または夫婦で語り続け、歩み続けることがいちばん大事なのだと確信めいて思うようになりました。

どれも諦める必要もないし、焦る必要もないし、恐れる必要もない。


飛び込む勇気と

これなら行けるはずという直感と

どうしたらできるのかというTO DOをひとつひとつ丁寧に潰していく

たとえ何かに傷つけられても、誰かに駄目だしされても、継続するしつこさ


これだけあれば、きっと楽しい子育てをしながらのライフワークバランスを実現できるとそう思います。

コロナ禍にあって、なかなか先のことは目透しが聞きにくいように感じてしまいがちですが、逆にきっと心の中の目が冴える場合もあると思います。

娘たちにも、ワクワクするようなことを見つけて、挑戦していってもらいたいと思います。



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