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〜子供と私の成長日記〜

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・アメリカ人と日本人の両親を持つ、元気な3兄弟の成長と子育ての記録。 ・シンガポールで自由奔放に育つサードカルチャーキッズの我が子の様子や、多分化の中での日々の子育てで感じた事や…
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#シンガポール生活

利き酒ならぬ利きチーズ

それは昨日のことでした。 ごそごぞと冷蔵庫から何かを持ち出し、テレビの前で食べ始めた次女10歳。 「あれ? これは、 モッツァレラじゃなくて、 チェダーだね。」と一言。 「え!?、チェダーって分かった?」と聞くと、 「うん、白いからモッツァレラかと思ったけど、このシャープで強い感じはチェダーだね。」 ですと。 なんでしょう、10歳でチーズの違いを語るのがちょっと面白いなと感じたのは私だけでしょうか。笑。 そういえば小学校の頃の友達に「これはフジ、これは陸奥、

Where you come from? アナタはドコカラ来たんですか?

現在中3生の長女、とにかく高校受験に向けて勉強一本の毎日です。 塾に入り、帰宅が22時あたりになるまで勉強に勉強を続け、さらに土日も特訓やテストが続き疲れも見え始めるそんな中、幸か不幸か自分の偏差値(中学校では偏差値を出しません。)と、行きたい高校への合格率がクリアになり始めてきました。 これはちょっとマズイかもしれない。 (ちょっとどころではないのかもしれない…💦) と、本人も気づいたのかどうかは定かではないですが、自宅のリビングで寛いでいる時も、思い出したかのように

海を越えて参加した長女のサマーキャンプ@Hiroshima Global Academy のお話し。

現在3年ぶりになる日本一時帰国の真っ最中。 本来ならこの夏は、主人の家族や親戚巡りでアメリカに飛ぶ予定だったのですが、私が以前から追いかけている、IBカリキュラムを県立で提供しているHIROSHIMA GLOBAL ACADEMY ( 広島叡智学園)のサマーキャンプがあると知って、長女に薦めると俄然行く気になったので、まぁ、まずは申し込んでもしビデオ選考に通ったらどうするか考えよう。と送ってみたら有難いことに参加出来ることになったので、家族会議を開き、日本行きを決定! こ

〜努力は夢中に勝てない〜「私、集中できないの」と嘆く長女を見て、自分のことって本当に自分では気づけないんだな。と思えた出来事。

結構前に書いたこちらの記事↓ 最近、「努力は夢中に勝てない」という言葉を思い出した出来事があったので綴ります。 -- 「頑張ってもなかなか頭に入らない、覚えられない。すぐに集中が途切れてしまう。私、集中できない気質なのかもしれない…」と嘆いていた長女。 そんな姿を見て放った私の一言。 「いや、あなたは集中してる時はとっても集中してるよ!」 「……」 「え、いつよ…」 と眉間に皺を寄せ、いぶかしげる長女。 自分のことってなかなか気づけないもんだよな。と改めて感

これが『類は共を呼ぶ』という現象なのか。長女の不思議な能力で繋がる友達の輪。

=== エピソードはこちらから↓ === 「ママ、一応伝えておくね。ママ、今 取り憑かれちゃってるよ。」 と、ソファーでくつろぎながら突然私に向かって言い放つ長女。 え? えーっと…… そうなんですか… パソコンに向かって黙々と作業をしていたところにいきなりのジャブで、どうリアクションを取っていいか分からない母。 以前にも書きましたが、どうやら長女は見える人らしく、時々不思議なことを言うので、ちょっとやそっとじゃもう驚かなくなった私。 先日は日本人会でタクシー

子供の成長を感じたアンニュイな気持ちにさせる雨の日の息子との会話〜Vol.2~

昨日、上のような記事を書いて、お陰様でたくさんの方に読んで頂いております。 で、 実は書き忘れたというか、今日になって思い出した続きのやり取りがあったので追記しました。 -- 思いがけずの胸の内の告白を聞いて、そうか〜、と思いながらも、 「で、なんだかな〜。って落ち込む時ってどうしたら気分がマシになるの?」と対処法を聞いたところ、 「う〜ん、もう考えるのを止める。考えてもキリがないから。」 「で、何か違うことをする。」 「体を動かす。」 と続けて3つ出てきたので

子供の成長を感じたアンニュイな気持ちにさせる雨の日の息子との会話。

ここ最近雨つづきのシンガポール。 常夏とはいえ、肌寒い毎日が続いていて短パンTシャツじゃ寒いくらい。 そんなのも相まってか、ここ最近パッとしない日々を過ごしています。 この天気に気持ちが左右されてしまうのは人間だけなのだろうか🤔 「なんだかな〜。」 とため息を着くと、 隣で息子(11歳)が、 「どうしたの?ママ?」 と聞いてくるので、 「なんだかな〜って思ってね。頑張ってるんだけど空回りしてるっていうか、上手くいかないっていうか…」と愚痴を垂れると、 「う

そうだよ。最初から悪い奴なんて誰もいないよ。

「そうだよ。最初から悪い奴なんて誰もいないよ。」 これは『王様ランキング』を観ながら私が呟いた一言に返ってきた息子からの言葉でした。 若干タイムラグはあるけれど、ここシンガポールでもだいたいの日本のアニメが観れる環境にある我が家。 もともとテレビにもアニメにもそんなに興味のない私ですが、この王様ランキングの、『素直さ。裏切られてもそれを許せる心。人と人との繋がり。そして誰かを守るためだから更に強くなれる。』こういった要素に思いもよらずハマってしまいました。 感動するシ

今現在子育てに手を焼いてる方に読んで頂きたい、あの頃は大変だったんだな〜。と思える、今では頼れる存在になった長女の幼少時代の日記

なんの拍子か先日Mixiの話になり、久しぶりに開けたMixiで見つけた自分の懐かしい日記。そこにはすっかり忘れてしまった長女に手を焼いていた時の日記が綴られていました。 この時はまだシンガポールに来たばかりで、ママ友を作るのに必死だった頃… 本当に私毎日頑張ってたな〜。 今ではどこに出しても恥ずかしくない自慢の長女、13歳。 「あ〜、こんな時期があったんだな〜」と感慨深い。 もしタイムトラベルできるならあの頃の自分に伝えてあげたい、 「大丈夫、娘は素晴らしい子に育って

どうしよう、、大人になっちゃう。

大好きなお友達に電話をして、 久しぶりにお泊まりの約束をこじつけた息子10歳。 その大好きなお友達は双子の13歳。 息子よりも3つも上だけど仲良くしてくれています。 こちらのお友達、以前は同じコンドに住んでいたのですが、今は電車で片道1時間ほどの離れた場所に引っ越してしまったので、そうそう遊びには行けなくなりました。 なので、お泊まりに行けると決まった息子は有頂天。 電話で「17時くらいには着くからね!」と話して切った後、 「ね、ママ、〇〇と〇〇の二人とも、ちょっと

息子の宿題 「家庭でのおしごと」を一緒に考えた結果。

GW中の息子の家庭科の宿題。 それは、家族の生活再発見!と見出しがあり、問いには「家庭での仕事を探してみましょう。」とありました。 そして、その宿題を母の日に手伝うことになった私。 どんな内容か見てみると、 「衣類に関すること」 「食事に関すること」 「居住に関すること」 とそれぞれ枠があり、それぞれに当てはまる家事を書き込むものでした。 「え〜っと」、と言いながら書き込み始める息子。 「衣類に関すること。…だから、洗濯でしょ。…と他に何がある?」と考え込ん

どうやら長女は見える人らしい。

うちの長女。 どこに出しても恥ずかしくない誰にでも好かれる好感度抜群の13歳(ベタ褒め) 絵を描くことが好きで、アクリル画に一時期ハマっていたのですが、最近はスケッチ?を好むようになり、時々描けた作品を見せてくれます。 これが何となく、ちょっと薄気味悪い感じのもので… 「今日はこんなの描いたよ!可愛いでしょう!」 と見せてくれても、 「うん!上手!!」 とは言えるものの、可愛いね、とは言えない母😅 長女の頭の中ってどうなってるんだろう。と考えることもありますが

虫歯治療で詰めた詰め物の具合が悪くなってきたから歯医者に行きたい。と息子。 自分から言い出すくらいだからと昨日連れて行きました。 詰め物を代え、クリーニングをして貰い20分後にはお会計。 その金額、なんと$260 (22080円) 日本の健康保険、やっぱサイコー😭

海外に出たからこそ見えてきた日本の教育の良いところ。

海外に出ると良くも悪くも日本の事を語る機会が増えます。 いわゆる外から内を見るってヤツですね。 一歩外に出たから見える景色ってのは確かにあります。 政治や、週間、文化、働き方、そして教育。 私には3人子供がいるので、殊更教育については関心があり、昨今はいつからこの「塾ありき」の学習が根付いたのか知りたいところです。 というと、また日本の教育批判か。と思われてしまうと思いますが、 いやいや、日本の教育捨てたもんじゃない。というか、捨てたもんじゃないではなく、誇れるも