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引っ越しを最安値で実現する交渉術!のお話し

(この記事は5分目安で読み終わります)

雨の時期に突入しそうな日本列島の今日この頃、気分転換に引っ越しするぜい!と思い立って転居を検討される方も多いのではないでしょうか。
そんな世間の雰囲気にまんまと乗っかって、わたしも引っ越ししちゃいました。
しかし!引っ越しはそんな甘いもんじゃない。
疲れるだけでなくなにより費用が高い!財布がやせ細って悔しい!

こんな感じで困っている日本列島の皆様に、わたしが考えついた最安値交渉術をご紹介します。

1)引っ越し費用の概算はどれくらい?

引っ越し。その道のりはひたすらに面倒な、まさにいばらの道です。
新居への契約金もろもろで家賃約5か月分を搾り取られ…
荷造りで体力まで搾り取られ…
おまけに引っ越し業者の営業さんにも高い金額を吹っ掛けられ…
そう、引っ越しの費用は想像以上にお高くつくものです。

例えば今回は、以下の条件で見積を取りまくったところ、どの業者さんもメールと電話の概算見積では10万円をさくっと飛び越えてきました。

【要件】
・2トンロングトラック手配(家族構成 2名)
・東京都から千葉県への引っ越し(約40km)
・既築マンションへの引っ越し(エレベーターあり)
・新居にトラック停車可能な駐車スペースあり

引っ越し費用で10万円は悔しい!高いぜ!無理だぜ!困るぜ!と思い、奮起したわたしは過去に会得したハーバード流交渉学の知恵を絞り最安値を目指して動き始めました。

2)業者はどれを選べばいいの?

真面目に調べてみると、地場の業者を含めると見積請求段階で候補は10社ほど出てきます。業者リストは例えば価格ドットコムでも一括見積りのリストを引っ張れます。

引っ越し業者選びで重要なのは、自分にとっての交渉の落としどころを整理し、利益を最大化できる余地の一番大きい業者を相手にする、ことです。

これはどういうことかというと、一般的に価格と品質は反比例する関係にあり、安かろう悪かろうが普通です。なので、費用を抑えるために無理やり安い業者のリストをかき集めるのはあまり得策とはいえません。

以下の図示した通り、地場の中小企業は激安で仮に価格競争力はあったとしてもサービス品質(作業中の器物破損や引っ越し作業時間の短縮など)ではバリバリにトレーニングが徹底された大企業のそれには劣ります。
また、費用交渉をしてももともとギリギリでやっているところが多く、あまり交渉の余地はありません。

一方で、大企業は交渉で費用低減をゴリゴリしても企業体力もあるのでダメージを吸収できるため、交渉の相手としてはメチャクチャ理想です。
よって、もしもサービス品質を下げずに費用を抑えたいならば、一択で大企業さんを選ぶのが交渉の入り口となります。

引っ越し費用交渉の狙いどころ

3)結局どうすれば安くなるの?

普通であれば、大企業を選んで見積をしてもらって安いところ!とするかと思いますが、手間も時間もかかって面倒です。

そこで、今回わたしが実行したのがタイムリミットを設定したオークション制での業者選定です。

これはなにかというと、簡単に説明すると以下の方法を実施することです。

・候補の業者さんに同じ日程、時間、場所で訪問見積りのアポを取る
・営業さんにその場で一斉に見積りを提示させる
・提示された価格から脱落者が出るまで最下限を目指して値下げ交渉をする

ちなみにわたしは下表の3社の業者さんに対して同時交渉を実施しました。結果、当初10万円越えの見積もり提示額から、4万7千円まで交渉で費用を落とすことに成功し、最終的に5万3千円お得になりました。

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4)まとめ

今回のわたしの引っ越しで低減できた費用の5万円は、とてつもなく大きいと思います。やり方は簡単に纏めると以下の方法です。

・大企業の業者さんを対象に同じ日程、時間、場所で訪問見積りでアポ取り
・その場で一斉見積り価格の提示と、値下げ交渉を繰り返す

ですが、実はあまりやりすぎると業者さんに嫌われて次回以降に利用する際に目を付けられる可能性も無きにしも非ずです。
さらに営業さんは結構露骨に嫌な顔や態度をされる方もいるので、そこそこ罪悪感への耐性が強い方向けかと思います。
成功するとも限らないので、実行はご自身の判断でやってみてください。

ちなみに、わたしが必死のパッチで獲得した5万円の節約経費は、奥さんのスマートウォッチ購入費用に消えてなくなりました(笑)

浮いた分のお金はどこかで流出するもんですね。。。

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