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↑まだ家の外壁もないし、何も囲いがないので、朝起きたらご近所放牧の牛がうちの雑草食べにきてました。


湯船と一緒のシャワースペースは、なんとなく「トテとパレットで」作れることがわかった。要は、湯に浸かりたい時には湯を溜め、でも基本はシャワー場として使うことができれば良いわけで。
沈思黙考しつつも、でも作業的に問題なく進められる部分は進めよう。

 まずはトテ(前回出てきましたね、ケージ付き1000L入りのポリタンクですよ〜)の上の部分を電鋸で切り取る。なんと私、電鋸デビューです。写真の日付、2020年9月20日ですって。これまでも「キッチンを作る」の後半で、カウンターの下に設置する台を作ってますが、日付的には今回のトテが先。
トテ上部に横私してある2本のバーを外し、よっこらせと持ち上げてトテ本体をケージから外す。空っぽになったケージを良い高さで切断。トテ本体にも印をつけて電鋸で切れ目を入れていきます。

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本日が電鋸デビューの私、その重さと反動を押さえつけるためにどれだけ力いるんだ!ぬおおおおおおおおと叫びながらバタバタ動くトテに体重をかけて押さえつけて斬り続けます。多分、一般男性だったらなんてことはない作業なんでしょうが、結構キツい。それでも、工具を使えるようになった喜びの方が大きい。

 シャワーを取り付ける壁の幅を決めるために、トテを予定の場所に置く。置く?素直にサクッと計って印つければ良いじゃんねぇ。と思うでしょ。それがね、横の「セメント微調整、漆喰塗り、シーラー」し終えた壁が縦も横も真っ直ぐでも真っ平らでもない!素人仕事ですので凸凹しております。計ったところで、うまく収まらない!と言うのもアホくさいので、ここはもう実物を置いて、そこから組み立ていった方が早いのではなかろ〜か、と。
 実物配置で計測、マーキング。

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 配水管を埋め込む壁となるものを作る。頭の中になんとなく、デザイン的なものはある。単に蛇口とレバーハンドル、固定シャワーヘッドを水圧に負けないようにしっかり固定させれば言い訳で。あ、湯船にお湯を溜める用の蛇口、後付けしました。この白いチューブと赤いのね↓↓

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でね。真っ平らで長方形の壁を作るのも簡単なんだけど、面白くないじゃん?せっかく自分たちで作るんだから。
 なので、知り合いの大きなガラス工房からもらってきた「最終段階で壊れちゃってリサイクルできないコップなど」の大きなかけらを埋め込みたいと。ステンドグラスじゃないけど、灯り取りにする必要もないんだけど、一工夫したいじゃん。
 ブロック一段目の前に、強力な耐水性のお風呂場タイル接着用セメントをゴテっと盛ってブロックを積み重ねます。そういう作りではないはずだけど、万が一トテに傷がついて水漏れしたり、周辺から水が漏れてもブロックの下にしみて行かないように。
 そこからはただ黙々とブロック積んでセメント塗って。
 途中、ちょうど私の目線になったあたりから、ガラスのかけらや立派なテキーラボトル(美味しいやつね)、家の窓ガラスをはめていった業者の置いていった「あまりの板ガラス」をうまいこと配置していく。やだあたし、自分で「うまいこと」って言ってる。壊れたガラスのコップとその延長の空洞を安定させて乾かすために、ちょうどいい大きさのペットボトルもはめこんでます(↓横倒しの緑のボトル)

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 DIYチュートリアルビデオにはたくさん、欧米諸国のみなさんの「バスルームリメイク方法」が上がっております。素敵です。作業手順もきっちりまるで次世代職人育成チャンネルみたい。
なのですが、私たちが目指すのはそこじゃない。綺麗に狂いなくタイルが並べられたバスルームを作りたいって言うんだったらそりゃ金出せば職人さん雇ってやってもらうわ。そうじゃない。私たちは作りたい。水漏れしない、壊れない、崩れないのであれば、自分たちで作りたい。なので、ブロック重ねた後セメントを塗っていくのも、手で。粘土遊びをしているかのように、手で。

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↑こちら側は穴ぼこのまま

まだまだ終わらない、苦悩続きの湯船作り!

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