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湯河原幕岩 クラックルート7選

近年クラッククライミングの人気が高まっている、かどうかはわかりませんが、クラッククライミングを始める第一歩でどこへ行くかってなかなか難しいですよね。

クラックと言ったら瑞牆山や城ヶ崎が有名ですが、実は、南関東でアプローチ最高のゲレンデとして知られている湯河原幕岩にもクラックのルートがあり、ここはクラッククライミングを始める第一歩として最適な場所でもあります。

そこでこの記事では、湯河原幕岩、正面壁にあるクラックルートを7本ご紹介します。

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コナン(5.9)

正面壁で最も開けたエリアにあり難易度も高くないということで、幕岩で最も登られているクラックルートなんじゃないでしょうか。
このエリアにはフェイスルートもあるので、フェイスもやりつつクラック初心者が取り付くのに最適なルートです。
コーナークラックなのでコーナーで突っ張ったり左右のフェイス面のホールドも使えます。

ベビークラック(5.9)

100岩では樵ハング(5.12d)の下部という扱いのようですが、スパッと切れて見栄えの良いクラックで、クラックを抜けた先にしっかりした終了点があります。
こちらも初級者の練習に適しています。

No.3ルート(5.9)

コナンやベビークラックとグレードは同じ5.9ですが、傾斜がややゆるいとはいえ、クラックをまっすぐに上がって行くのでしっかりとジャミングの技術が必要になってくるルートです。

ラナ(5.10b)

グレードの割には易しいルートです。中盤まではフェイスにホールド、スタンスともありカムセットの練習にも良さそうです。
棚に乗り上げたあとのシンクラックが核心部ですが、リーチがあるとほぼフェイスでいけちゃいそうです。
終盤のワイドもあまり入りこまずにフェイスを使うこともできますが、せっかくなのでクラックに体を入れて登りましょうw

小ハング凹角右(5.10a)

ハング超えは一瞬ビビりますが、乗り込んでしまえばさほどパワーを使わずに登れます。とはいえ、落ちた場合を想定しプロテクションはしっかり決めておきたいですね。

小ハング左凹角ルート(5.10d)

幕岩のトラッドの中ではグレード的に最も難しいルートです。
実際、ハング超えのところはプロテクションも含めてパワーエンデュランスを要求され、その先も侮れません。
これができたら自信を持って瑞牆に行けるでしょう。

No.1ルート(5.10b)

湯河原幕岩の、クラシックトラッドと言える、個人的にイチオシのルートです。
下から続けると長く、前半は簡単なスラブで中間地点にきれいな終了点があるので、2ピッチに切って登るのがいいでしょう。下から続けて登る場合はロープの長さが60mないと中間地点までも降りれません。

まとめ

湯河原幕岩は、アプローチもよく下地も安定したところが多いなど、クラッククライミングを始めるのに最適な場所です。ぜひ、湯河原幕岩でクラッククライミングの第一歩を踏み出してみてください^^

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