大阪→新門司フェリー泊体験

この日私が乗ったのは、「名門大洋フェリー」のフェリーおおさかⅡ、2便(19:50出航)。
カプセルホテルに何度か泊まったことがあり相部屋にも慣れているため、ツーリスト(レディース)の上部屋です。

今回徒歩での乗船なので車やバイクの方にはあまり参考にならないかもです。

乗船予定の方、迷ってる方、乗った気になりたい方のために書き留めていきます。


当日乗船まで

そもそもきっかけとしては、ある日突然父親から「時間あるならフェリーで来れば?結構安いみたいだよ」と電話を貰い、面白そうなので乗ってみることにしました。

当日までは公式サイトとYouTubeを軽く目を通して、宿泊手順などを確認していました。

当日は、なんば駅からフェリーターミナル駅に向かいました。

住之江公園で乗り換え

なんばの四つ橋線遠すぎて予定よりだいぶ遅れてしまいましたがギリギリ30分前に駅に着きました。
ですが船に向かう人が他に2人いたので安心して向かいます。

駅から船の受付までは直通なのでガンガン歩いていたら丁度30分前のアナウンスが通路にも聞こえてきました。

向かって右手に見えてきます

到着したら受付みたいなところがあったので念のため聞いてみたら、直接乗船口に行って大丈夫とのことだったので2階へ。

気の良いおじさんが雑談混じりにQRコードを読み取ってくれました。

通路を渡って船に向かいます。

飛行機への連絡路に似ていますが、ここ意外と長いので5分程度かかりました。
ちなみにさっき一緒に駅降りた2人は四国行きだったようで、私の周りには誰もいません。

オリジナルキャラ有


いざ中へ


中に入ると既に結構人がいました。

すぐに乗務員さんがQRコード見せてとの事だったので何もわからぬまま見せると、部屋についての案内でした。

私はレディースツーリストなので部屋に入るための暗号キーが書いた紙を渡されました。

おそらく個室の方は鍵が渡されたりするのではないでしょうか?

館内図


船上での12時間


館内で過ごした順としては、
部屋にキャリーケースを置く

出航を見守る

夕食バイキング

明石海峡大橋

部屋でゆっくりする

風呂

部屋でゆっくりする

就寝、翌朝支度

といったかんじでした。
朝ご飯については、小倉駅で食べる予定だったので省いています。

この記事に辿り着いた人が気になるであろうことを項目ごとに書いていきます。


部屋


大体カプセルホテルと同じです。

ハンガー2こ、コンセント1こ、照明1こ、鏡1こ、ドリンクホルダー1こ。
ドリンクホルダーがあるのがすごく良かったです!

コンセントはすごく緩くて、USBを2個挿せる縦型のはグラグラしました。

今にも外れそう…

部屋のカーテンを下ろすと両端に

簡易的な鍵をかけれるようになっていました。

ちなみにキャリーケースはベッドの外にそのまま置いてます。

貴重品が入ってる人は館内のコインロッカーを利用するのが良いと思いますが、
ロッカーを確認に行くとほぼ使用されてませんでした。

予約段階で部屋(ベッドの場所)は選べますが全く良し悪し分からぬまま真ん中ら辺の二階を選び、特に嫌なことなく過ごしました。

自分では選ばないかな〜と思ったのは廊下側、扉を開けてすぐの所です。

ドアの暗号がカチカチ系かつ内開きだったので出入りのたびに人の気配がしそうなのと、外から見える可能性があるのでそれなら中の方がいいなあって思います。

カチカチ系

ちなみに部屋内は電波ほぼなかったです。

ロビーにWi-Fiの案内あり
部屋で繋がらないときもある



夕食バイキング


夕食バイキングは1800円、船の中で現金で払いました。

朝食セットだとちょっとお得
お酒も有

ちなみに船は現金のみ!ATMがあるわけもないので絶対に覚えておいてください。

夕食バイキングはご飯のみでパンはなさそうでした。

とりあえずおかずは全て取った

ビジネスホテルのバイキングみたいな感じです。和食系のは少なかったかな。

私の好みなので全体的に茶色いですが美味しかったです!

結構どれも味がしっかりしていたのでお酒のおつまみにはぴったりだと思います。
取りませんでしたが枝豆とかもありました。

デザートまで美味しく頂きました!

席は前が窓の1人席もあってありがたかったですが、外は暗く中は明るいため海は見えず自分の顔が反射しているだけでした…。(朝は違うかも)



展望デッキ、ラウンジ

ラウンジは6階はカウンター、7階はソファ。
見える左右も違いました。

大学生くらいの子たちが話してるくらいで、1人でゆっくりしている方が多かったです。

デッキは2段になっており、階段近くの電気の近くが手元が明るくて逆光にならず撮りやすかったです。
ただ中のラウンジから丸見えでした。

すごく風が強くて寒いのとエンジン音がうるさいのでデッキでは写真撮って即退散しました。

椅子などはなく、腰掛けの棒がたくさんあります。


風呂


展望浴室と書いてますが窓は特にありません。
女風呂なので考えたら当たり前ですが…。

靴、ロッカー共に鍵あり。

シャンプー、コンディショナー、ボディソープは温泉お馴染み馬油のアレでした。

洗顔系は全くないので持っていくことをお勧めします。

ちなみに忘れても売店で洗顔、クレンジング、サニタリーなどは売っているようです。

ドライヤーは浴室の他にトイレに設置されてましたが、浴室だと座れます。

ツーリストは22:30消灯ということもあり、21:05の明石海峡大橋を見届けてお風呂に向かう人が多いみたいです。
21:40くらいに行ったら丁度その方々が上がったところで激混みでした。

今となってはですが、早めに船に乗り速攻でさっさと風呂に入るのが1番良いのではないでしょうか。



パウダールーム、ベビールーム

パウダールームは1つの仕切り内にコンセント2こ、小さいゴミ箱。

端に全身鏡もあり

特にコットンなどの備品などはないですが、ふかふかの椅子が嬉しいです。

私は朝利用しましたが、朝早くだったからなのか利用者の年齢層なのか、全然人が居らず快適でした!

パウダールームの奥、カーテンの仕切りの先がベビールームとなってました。

赤ちゃん台と椅子と簡易キッチンにT-falなどがあり、ここでもミルクが作れそうでした。

あまり使われてなさそうな流し
赤ちゃんベッド、椅子、ゴミ箱



揺れ


船ということで揺れが気になる方も多いのではないでしょうか。

立っている時、動いている時などは特に気になりませんでした。

ですがベッドに寝転んでいる時は揺れとちょっとした傾きも気になりました。

消灯後は特に静かなので小さな音や揺れに過敏になってるのかもしれません。

私的に1番やばかったのは風呂上がりです。
元々風呂上がりにクラッと来やすい体質なのでそれが増幅した感じでグラッとしてました。



持ちもの

良かったもの


・飲み物
私はペットボトルのお茶のほかに、行きがけに買ったローソンのホットコーヒー、粉末スティックタイプのコーヒーと紅茶を持って行きました。

スティックタイプ、これが結構当たりでした!

ケチくさいのですが船内で買うと割高だし、売店が閉まった後もあったかいのが自分のタイミングで飲めるのはなかなか良かったです。

コップ使い回しに抵抗ある人はやめた方がいいと思いますが、一晩くらいなら気にしない方にはおすすめです。

ちなみに給水所はロビー近くにあり、飲む用のお湯と水が出るのの他に、カップ麺用のお湯が出るのもありました。


・小さめのかばん
一人旅だったのもあり、貴重品を持ち歩きたかったので便利でした。

かばんというか、スマホと財布が入る程度のショルダーの方がバイキングの時も邪魔にならなくて良かったです。

・耳栓
私は持っていかなかったんですがあるといいなって思いました。

他の人のいびきとか、あと揺れの時に他の人のキャリーがちょっと動く音とか地味に聞こえるのであると寝る時に集中できます。

いらなかったもの


・タオル
ツーリストのレディース部屋はタオルが無料らしく、部屋に置いてあったので要りませんでした。

サイト見たら期間限定らしいので注意


・お菓子
3こ持って行ったんですが、食べたのはビスコ1パックでした。

左下はスティック飲料


じゃがりこ持って行ったんですが、音が響くので部屋で食べれないし1番向いてなかったです。

起きてる時間少ない中でバイキングも食べるし、遠足気分で準備し過ぎました。

・パジャマ
当日はギリギリまで家にいたのもあり、楽な格好で乗船してその服のまま寝ました。

もちろんお風呂入ったら綺麗なのに着替えたい人もいると思いますが、
私は下着さえ変えて、次の日は別の服を用意してたのでパジャマに着替えるのが面倒になり使いませんでした。



乗る前自分が疑問だったこと


・歩きでも30分前に到着推奨って何するの?受付が長い?
受付はQRコード読み取るだけの一瞬。
ただ早めに入ったら、さっさと風呂入ったりご飯入ったりできる。

駅から乗船まで10分くらいかかるからギリギリすぎは注意。


・22:30に消灯してみんな寝るの?
人による。

1時くらいまでは部屋を出る気配もあった。
私は4時まで起きていたけど、2時くらいから隣の人のいびきが聞こえてきた。

0時過ぎたらロビーにもほぼ人はいなくなる。
ラウンジ行ったらちょっと怖かったからすぐ戻った。


・朝何時からみんな起きるの?
6:30に点灯だから大体そのくらいから。
アナウンスも流れた。

夜風呂入って、化粧に時間かからない人はもっと遅くても良さそうだった。


・飲み水誰でも使える?
使える。夜中でもオッケー。
最悪水筒持ってこれば飲み物には困らない。


・どの年齢層が多い?
おばさん、おじさん。
大学生くらいの人は2組しか見なかった。
平均年齢高めだった。


・お土産は船関連しかない?
発着双方のお土産あり。その他酒、コーヒー、アイスなど飲食物もあり。 

船クッキー買ったら付いてきた紙袋可愛かった。


船の形の箱
ハイセンス袋


・大橋通過はアナウンスある?

アナウンスは明石のみあり。 
時間は掲示があるが、実際ずれている。

位置情報は館内のWi-Fiで見れる。

どうやら近づいた時にメールが来るように登録もできるみたい。

ロビーや展望デッキ近くに有
2:50予定だったが、2:40に通過


・荷物の重量制限ある?
ない。
特に何も言われない。


感想

少し身構えてましたがゆっくり楽しむことができました。
意外と皆自室に戻るのが早くて、1人なのが怖くて夜を満喫できなかったのが残念でした。

なによりたまたまかもしれませんが乗客に外国人がいない!
なのでストレスなく楽しめるのは良かったです。
(外国人が悪いのではなく、文化の違いがストレス)

あと、やっぱり時間はかかりますがやこばと違って横になって運んでもらえるのが楽すぎます。
前乗り+宿代と考えるとだいぶ良いのではないでしょうか?
特にオタク目線だとライブ遠征、ユニバ目的だと1日体力勝負なところあるので、横になって寝れるのは大きいです。

車、バイクの人だけでなく体力いるけど前日入りはできない人とかにおすすめだなって思いました!

私もまた乗ってみたいと思います^_^

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