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キャリアコンサルタント~カウンセリング理論のまとめ~

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☆学科試験対策☆理論家はこれでバッチリ!! 毎回試験でも出題数の多い、理論家やカウンセリング理論をまとめました。 キャリアコンサルタントを目指す方のホームワークや復習に。 携帯か…
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2021年6月の記事一覧

カウンセリングに関する理論

カウンセリングには代表的なアプローチとして、大きく4つの理論が存在します 1.精神力動論 2.自己成長論 3.認知行動論 4.特性因子論 それぞれ理論の特徴と代表的な理論家、重要なワードをまとめてみました。 これからキャリアコンサルタントの試験を受ける方には、”単語帳”のような形で活用してもらえれば嬉しいです❣ さらに詳しい内容はリンク先の記事でまとめていますので、気になる方はそちらもチェックしてみて下さい。

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精神分析-(1)ジクムント・フロイト

1.理論の概要心の葛藤が身体の症状へと転換する疾患 「転換ヒステリー(現在は転換性障害と呼ばれる)」 に対しての治療を通して、精神分析を創始したジクムント・フロイト。 人は自分自身のことを全て知っている訳ではなく 「私の知らない私」=「無意識」に動かされている。 この無意識の心を探究する方法が「精神分析」であり、 それを精神疾患の治療に用いたものが「精神分析療法」である。

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精神分析-(2)アンナ・フロイト

1.理論の概要瞼を閉じる反射等の防衛メカニズムを心の分野で捉え、 「”自我”は危険・不安・不快を避けるために、種々の手段を用いる」 として、フロイトが唱えた「自我の防衛機制」をフロイトの末娘で精神分析家となったアンナ・フロイトが整理したものとなる。

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精神分析-(3)精神分析療法の発展と、その他の精神分析家

1.催眠療法~自由連想法へフロイトが最初に行っていたのは、暗示による催眠療法 ↓の後知人の医師(ブロイアー)が効果を上げた「カタルシス法」を取り入れる。 ↓ 催眠状態に入らない人がいること、必ずしも催眠下に置かなくても同様の効果が得られるとして、「前額法」を用いるようになる。 ↓ 患者をカウチに横たわらせて、思い浮かぶこと全てを語らせる「自由連想法」を始める。 以下は「自由連想法」の中で起こる心の葛藤や変化について、書いています。

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クライエント中心療法-カール・ロジャーズ

1.理論家のプロフィールや背景少年時代、厳格な両親の元で育ち ・楽しむことが下手 ・感情(特に怒り)を表現できない ・他の人と親密な関係を作るのが不得手 といった状態から、両親に反発して様々なプロセスを経る人生を送る。 結果として、生き生きと「自分」を生きていけるようになる「自己実現」そのものの人生を送る。 それまで心理テストの結果を基にアドバイスしていたカウンセリングを、クライエントの自己探求を援助する「受容」と「共感」をベースにしたカウンセリングを提唱。 2.ロジャ

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論理療法-アルバート・エリス

アルバート・エリス(1913-2007) アメリカの臨床心理学者 1955年頃~論理療法:RET(Rational Emotive Therapy)を提唱し、その後1993年にBehavior(行動)を加えてREBTに変更。 1.人間観人間は生物学的にも社会学的にも、非論理的な思考過程に陥りやすい。 悲観的にさせた出来事や状況が問題なのではなく、悲観的思考に導く信念(考え方)こそが問題である。 2.理論の概要 ~ABC理論、非論理的信念(イラショナル・ビリーフ)~

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認知療法-アーロン・ベック

精神科医 患者の不安や恐怖が生じる直前の考えに注目し、 1970年代に認知療法を提唱。 1.人間観人間の認知(自分が外界をどう捉え、どう意味づけするか)が、人の行動や感情に影響を与えている。 人間はそれぞれ個々人の認知フィルターを持っていて、それによって外界を解釈するという考え方。 2.理論の概要 ~認知のゆがみ~

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ゲシュタルト療法-フレデリック・S・パールズ

1.理論の概要フレデリック・S・パールズ(1893-1970)ら、ユダヤ人精神科医により1942年に提唱された理論。 個人が意味のある1つのまとまった全体像(ゲシュタルト)として自身を認識する「ゲシュタルト心理学」を基本概念とする。 「人間性心理学」に分類され、過去の養育環境や過去の経験を問うことはせず、「今、ここ」で何を感じ何を話しているかを問題にし、「気づき」を得ることで自己成長を促す。 2.ゲシュタルト療法の特徴 ~未完の行為、エンプティチェアー~

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行動療法-スキナー

1.理論の概要1920年代にワトソンらが学習理論に基づくセラピーを始め、1953年にスキナー(1904-1990)らが「行動療法」という用語を使用した。 「学習理論」では、個人の行動は学習によって形成・維持されてきたものであるから、その行動を修正・消去することも学習によって可能と考える。 2.学習理論について 2-1.レスポンデント条件づけ(古典的条件づけ)

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現実療法-ウィリアム・グラッサー

1.理論の概要ウィリアム・グラッサー(1925-2013)アメリカ精神科医 人々が自分の行動をコントロールし、自ら意思決定していくことを助ける理論(別名「選択理論」)。 人生を過去や家族のせいにする精神分析への反発から生まれ、クライエントとセラピストの関係も対等で友好的な方が望ましいと考える。 人生はコントロール出来るもので、自分の行動や感じ方・考え方は全て自己責任であるとし、クライエントに言い訳を許さない姿勢を取る。 学校で生徒の規律やコントロールを教育したり、刑務所で

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特性因子論-ローとウィリアムソン

1.理論の概要 ~ゴールトン「個人差研究」、ビネー「個人心理学」~人の行動は周囲の状況や場面によって変化するが、特定の個人が示す行動には、その人らしい特徴がある。 人々の持つ「特性」を認め、それらを正確に把握することで、 ・”その人らしさ”=「一貫性」 ・”ほかの人との違い”=「多様性」 についての情報を得ることが出来ると考える。

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発達理論-(1)「斬成的発達理論」エリクソン

1.理論の概要 ~階層的発達理論、順序的発達理論~発達=個人の心身、社会的関係の変化や変容 大きく以下の2つに大別される。 【階層的発達理論】 発達は上昇的ないし階層的順序で進むという考え方 主な理論家:ピアジェ、コールバーグ 【順序的発達理論】 発達段階はそれ以前の段階より高い/優れている訳ではないが、各発達段階はそれに先行する段階の積み重ねであり、その次の段階をも内包しているという考え方 主な理論家:エリクソン、レビンソン

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発達理論-(2)「成人発達理論」レビンソン

※ここではレビンソンの理論についてのみ触れます。 発達理論の概要については、(1)「斬成的発達理論」エリクソンの無料公開部分より確認できます。 (コチラ↓) 1.レビンソン(1920-1994)「成人発達理論」(生活構造論的発達理論) 個人の変化と社会の変化の相互作用を分析することで、成人期を中心に個人の発達を明らかにし、エリクソンの斬成的発達理論を捉え直す。 個人の生活構造の変化に注目し、「安定期」と「移行期」を抽出することで、成人期の発達を明らかにした。 但しレビンソ

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発達理論-(3)その他の理論家

※発達理論の概要については、(1)「斬成的発達理論」エリクソンの無料公開部分より確認できます。 (コチラ↓)

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