「名もなき家事」のかたまり、ゴミ出し一式を任せられるのはありがたい

先週のnoteの最後に触れた家事シェアについて、夫が読んで思うところがあったようで、夫婦でいろいろと話をした。

現状でいうと、共働きのわが家は家事シェアをしている方だと思う。
もちろん、お互いに完璧ではない。

でも、たとえばゴミ出しはかなり前から夫の担当で、
自治体から配られるゴミ出しの日カレンダーをキッチンの横に貼り、
曜日ごとに燃えるゴミの日、リサイクルゴミの日、不燃ゴミの日を把握し、
朝起きたら家じゅうのゴミをまとめて家の前に出す
といったゴミ捨てに関する家事一式をすべてやってくれる。

私がやるのは、鼻をかんだティッシュを捨てようとしたとき、「あ、ゴミ箱にゴミ袋が入ってない。今日は燃えるゴミの日だったからだな」と気がついてゴミ袋をセットするぐらいだ。

何曜日が何のゴミの日かを覚えておいたりとか、家じゅうのゴミをまとめるとか、それこそいくつもの「名もなき家事」から成り立つゴミ捨て一式を丸ごと請け負ってくれるのは、
「気が向いたときにご飯をつくる」といったことより、実はずっとありがたい。

私はゴミ捨てについて、まったく考えずに暮らせるのだ。

洗濯はこだわりの強い私が主にやっているけれど、最近では、「あ、洗濯物を取り込むのを忘れてた」と夜になって思い出すと、すでに夫が取り込んでいてくれたなんていうこともよくある。

食事の支度も、私が声がけをすることが多いけれど、手が空いている方がやるし、洗い物に関しては、夫が率先してやってくれることの方が多い。

今ではそんなふうに、ずいぶんと自然に、ストレスなくシェアできるようになったけれど、考えてみたら、最初から自然にできていたわけでは全くなかった。

たくさんぶつかって、傷つけ合って、がんばってここまできたのだよな、
と思い返す。

葛藤してきたことについては、長くなるのでまた次回。

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