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見積りに料金が発生した!

 ”たかが見積り“に料金が発生したという苦情は引きも切らないが、この“たかが“というユーザー側の認識はそもそも間違っていると、私は思う。

 事業者側は、たいてい見積もりをするときに様々な説明をしている。

 ただ、肝心な説明をし忘れていることも多い。

 その肝心なこととは『修理しなかった場合』や『自社で買い換えない場合』には『見積り料金をいただきます』というフレーズで、他に廃車まで示談交渉が長引いたときの『車両預り料』や『工場代車費用』だが、こういった料金は保険会社もみてくれない。

 必要なら、依頼者に請求するもの。

 当然、事前に説明が必要。

 「時間がかかるのだから、修理も乗り換えもしないのなら費用がかかるのは当たり前だろう!」なんていう事業者の言い分は通用しない。

 同時に、ユーザー側もその肝心なことを聞き漏らしていることがある。 
   あるいは都合よく忘れている、または本当に事業者から聞いていない。

 事業者は、説明した!
 ユーザーは、聞いていない!
となると、当事者同士にしかわからない真逆の水掛け論。なので、当方は話も聞けない。

 ちなみにこの類似トラブルは二輪取扱店に多い。


 5月12日、バイクが故障し、修理の見積もりをお願いした。
 バイクはこの店で10年前に購入したもので今までこの店で何台もバイクを購入してきており、店との付き合いはかなり古い。

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