キャリアコンサルタントの「やりがい」とは何ですか?取ってよかった18選。
☆この記事の編集者:高橋秀誓👦|国家資格キャリアコンサルタント
キャリア相談スキルシェアサービス『coachee』運営者|人材業界歴約10年。人材業界での経歴は大手人材会社パーソルキャリアをはじめとして、
人材サービス会社2社経営し、現役でキャリアアドバイスも実施
★この記事の執筆者:YACO👦|国家資格キャリアコンサルタント|GCDF-Japanキャリアカウンセラー|Lead Careerにてキャリアコンサルタント受験&活躍支援&Banso Worksにて越境キャリアの支援
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国家資格キャリアコンサルタントという資格者が増えています。いまや、その登録者数は7万人に近づいています。このキャリアコンサルタントという資格の「やりがい」とはどういったものでしょうか?多くのキャリアコンサルタントと対話を続けてきた立場から、「やりがい」を感じた18選を紹介していきます。
キャリアコンサルタント=キャリア相談が主業務に思えますが、キャリアにまつわる、周辺的な支援も広義にとらえて、「やりがい」として紹介していきます。
1.キャリア相談者の成長
2.キャリア相談者からの御礼・感謝の声
3.キャリア相談者からのリピート依頼・信頼
4.自分自身(コンサルタントとしての)の成長
5.幅広い人と知り合える人間関係の広がり
6.専門家とコラボできる点
7.会社員では味わえない自分で自律行動する「自由さ」
8.国家資格者として信頼度
9.この資格で副収入を得られたとき
10.会社や組織から頼られるようになった
11.家族から頼られるようになった
12.キャリコン同士のコミュニティが楽しい
13.自分自身の転職に役立った
14.自分自身の複業で役立った
15.専門ブログが書けるようになった
16.SNSで交友関係が広がった
17.次のキャリア目標が持てた
18.傾聴力が上がると、人間関係が良くなった
順番に見ていきましょう。
1.キャリア相談者の成長
まずは、キャリア相談者が相談後に、成長した姿を見ることが何よりのやりがいと感じる有資格者はとても多いようです。相談者の人間的な成長や課題達成、自己実現に寄与したとなると、やりがいも倍増しますよね。
2.キャリア相談者からの御礼・感謝の声
キャリア相談者から、感謝の声や、御礼の声をきいたときにやりがいを感じる有資格者も多いようです。しっかり、傾聴でき、専門知識もある有資格者だからこそ、相談者の要望・ニーズにこたえることができるのかもしれませんね。
3.キャリア相談者からのリピート依頼・信頼
キャリア相談者からリピート依頼が来たり、信頼されていると感じるときにやりがいを感じる有資格者も多いようです。以前担当したクライアント様が、「ぜひ、もう一度相談させてもらえませんか?」と来談されるときは、頼られているという感覚を持て、やりがいだと感じる有資格者が多いようです。
4.自分自身(コンサルタントとしての)の成長
次に、自分自身(有資格者)として成長したと感じる点があるようです。自分のカウンセリング力、コンサルティング力が上がったなと感じるときや、スキルや知識が増えたと感じる瞬間だそうです。
5.幅広い人と知り合える人間関係の広がり
キャリアコンサルタントは、多数の人と知り合うことになります。もちろん、クライアント様もいますし(特別な関係にはなれませんが)、有資格者同士、養成講座の先生、キャリア支援団体の職員などなど。このように交友関係が広がるのが、やりがいと感じる方も多いようです。
6.専門家とコラボできる点
次になかなかお会いできない専門家とコラボができる点などが挙げられるようです。例えば、キャリア支援系の大学教授や、有名な経営者、弁護士などなど、普段は接することのないような方々と一緒にイベントを行ったりする機会もあり、これがやりがいと感じる有資格者も多いようです。
7.会社員では味わえない自分で自律行動する「自由さ」
つぎに、この資格の特性上、会社員とは違い、自分自身で判断して行動する自由さがあります。誰かの指示命令で働く資格ではなく(そういった働き方もありますが)、多くの方が、自分で集客したり、イベントに飛び込んだりと、自由自律的に行動できる点も魅力でしょう。
8.国家資格者として信頼度
次に国家資格者としての信頼度です。どういわれようと、立派な国家資格であることには変わりありません。国が認めたコンサルタントという形ですので、持っていない人よりは、あきらかに信頼度は上がります。特に、外国籍の方から見ると、国家資格者保持というだけで、信頼度が上がることは間違いありません。
9.この資格で副収入を得られたとき
次に、この資格で副収入を得られることでやりがいを感じられることもあるようです。キャリアコンサルティングは、会社員でないと力が発揮できない資格(簿記など)ではなく、個人で活動しても、収入を得ることができる資格です。ココナラなどのスキルシェアや、ウェブサイトで個人事業主のようにサービスを展開することで、そこそこのコンサルティングフィーを得ることも可能です。100年時代、副収入は安心感があると、やりがいを感じる方もいます。
10.会社や組織から頼られるようになった
会社や、所属団体から、頼られるようになったという事例もあります。やはり、国家資格合格したという実績から、社員や団体員からの相談を任されるなど、有資格者として頼られるようになる可能性が高いでしょう。
11.家族から頼られるようになった
会社だけでなく、家族から、頼られるようになったというやりがいもあるようです。例えば、お子様の進路や、配偶者のキャリアなど、習得したスキルや知識を家庭内でも豊富に披露する機会があるでしょう。
12.キャリコン同士のコミュニティが楽しい
次にキャリコン同士のコミュニティが楽しいと答える有資格者もいます。人の支援に情熱がある有資格者は、そのコミュニティ形成にも積極的です。様々なコミュニティがあり、その中での交流が楽しい!人脈が広がる!とやりがいを感じる資格者も多いようです。
13.自分自身の転職に役立った
キャリアコンサルティングのスキルや、知識は、誰かの支援のみならず、自分の支援にもなります。例えば、自分自身が転職する際にも、自分のキャリアを整理し、戦略的に転職を成功させることができ、これをやりがいととられることもできるでしょう。
14.自分自身の複業で役立った
転職と同様、キャリアコンサルとして、労働市場や、副業市場にも詳しくなり、自分自身の副業に役立ったと答える人が増えています。
15.専門ブログが書けるようになった
今まではブログを書いても、日常の日記ぐらいしか書けなかったけど、キャリアコンサルティングの知識をブログにつづるようになってから、専門記事として評価されることが多く、ブログが楽しくなったというやりがいも報告されています。専門記事を書けば、多くの一般の方からのアクセスも上がり、集客にも役立つといいことづくめです。
16.SNSで交友関係が広がった
人脈作りに熱心なキャリアコンサルタントは、SNSでも一大勢力として、多くの方がアカウント登録しています。この仲間入りをすることで、SNS交友関係、フォロワーが増えて、SNSが楽しくなったというやりがいもあるようです。キャリコン同士のコミュニティとなっています。
17.次のキャリア目標が持てた
国家資格キャリアコンサルタントは、実は入り口に過ぎず、この先には、より高い資格や、目標が設定されています。技能士2級や1級。あるいは、視野を広げるための社労士、中小企業診断士。様々な上位資格があり、これを目指すことで、人生のキャリア目標が広がったとこたえる方も多いのです。
18.傾聴力が上がると、人間関係が良くなった
最後に、この試験の一番の特徴として、「傾聴力」が飛躍的に伸びるという現象があります。実技試験は、傾聴ができないと受かりません。
多くの方は、「話を聞くなんて簡単では」と思いがちですが、傾聴のスキルは、そんな単純なものではありません。しっかり一字一句聞き取り、伝え返したり、共感受容するだけでなく、その中から、相談者の人となりをとらえ、気づきを促す言語化を促すスキルは職人技とも言えます。
この傾聴力が上がったので、人間関係が良くなった、営業成績があがったなんて、隠れたやりがいもあるのです。
いかがでしょうか?キャリアコンサルタントのやりがい18選。もし、興味があれば、キャリアコンサルタント資格に挑戦してみませんか?
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