見出し画像

知っておきたい!会社に「振り回されない」スキル5選!

配属、転勤、上司変更、急な仕事追加ー もろもろ

会社員であると、指揮命令に従うという雇用契約上、なにぶん

「振り回される・・」 ことが多いのではないでしょうか。(特に、仕事や勤務地を限定されない正社員の方)

「振り回される・・」 ことが多い

しかし、私が、1000名を超える会社員の方の相談をお受けした立場上、いろいろとうかがっていると実際、「振り回されがちな方」と、「振り回されない方」に結構分かれると考えます。

できれば、振り回されたくはないですよね。

では、どうすればいいのか?そのスキル5選を紹介しましょう。あくまで、傾向としての行動であり、絶対的なものではないので、参考として知っておいてください。

会社に振り回されないスキル5選

会社に振り回されないスキル5選

1.Yesマンにならないスキル(Noマンスキル)
2.過度の露出しないスキル
3.仕事専門スキル
4.自分ポリシースキル
5.味方獲得スキル

順番に見ていきましょう!

1.Yesマンにならないスキル(Noマンスキル)

Yesマンにならないスキル(Noマンスキル)

一番、振り回されがちなのは、Yesマンの方です。

「承知しました」「はい、やります」「はい、私でいいなら、対応します」

基本、すべて引き受けてしまう。会社にとってみると、頼もしい、うがった見方をすると、ある意味、使い勝手の良いタイプの方です。このような方は、

「ああ、彼なら、絶対引き受けるよ。あの、転勤も彼でいいんじゃない?この仕事も、彼なら無理してもやってくれるよ」

と上層部から見られがちで、かなり、会社側の意向に振り回されがちな方です。もちろん、それゆえ、出世しがちな方でもあります。

しかし、出世しても、振り回されがちなキャラクターで、振り回されながら、ながーい会社人生を終えることになります。

相応にNoマンである方もいます。例えば、うまーく断る方です。

「すみません、ぜひお手伝いしたいのですが、このXX部長から任された業務の質を落としたくないので・・」
「事前に申し上げておきますが、家族の事情で、転勤になったら、この仕事を続けられないので・・」

ある意味、Noマンは、会社からすると、「多分断られるよな・・」という方になりますが、振り回されにくい社員となることは可能です。

2.過度の露出しないスキル

過度の露出しないスキル

過度に露出をしないというのは、必要以上に、社員、特に上層部が集まる場所や、イベントに出席しすぎないというスキルです。もちろん、お付き合いとしてのレベルは推奨されますが、毎回、露出が多い方は、目に留まります。

Job型ではなく、メンバーシップ型という働き方をとる多くの日本企業では、上層部の目に入りやすい人から、追加の仕事アサインや、異動話が来ることが多いのです。よって、今の場所にとどまっていたいなら、過度な露出は避けましょう。

3.仕事専門スキル

次のスキルは、自分だけしかできない専門的な仕事の能力を極限まで高め、可能な限り、自身で抱え込むというスキルです。

今の部署で、「これは彼、彼女しかできないからな・・」という仕事を創りだしましょう。

これは、弱い個人・労働者にとって、交渉材料になります。例えば、会社側から変な提案をすると、あの結構重要な仕事を投げ出されても困る、ましては、異動と化になったら困る・・と思われるぐらい、そこそこコアな仕事の専門スキルを抱え込んでしまうというスキルです。

実際社内には、抱え込み仕事専門スキルを持つ方の交渉力は強く、安定した仕事で社内異動もほぼなく、過ごしている方が多いようです。

4.自分ポリシースキル

自分ポリシースキル

あらかじめ、自分のポリシー(やりたい仕事、異動の有無、転勤の希望)を訴えておくスキルです。

こんなことがありました。

簿記2級の資格を取得した人が、社内のシステムに登録したのですが、それを見た人事部門が、勝手に経理部門に異動を命じたのです。本人は全く希望しておらず、ちょっと教養程度で取得した簿記2級が、振り回される結果になりました。

何が問題かというと、異動したくないがポリシーなら、そう事前に上司に言っておく。ここで言うと、さらに、余計な資格の登録はしない(して得がないなら意味がない)。ということです。

遠慮しがちな日本人ですが、あらかじめ「自分はこうだから」と、伝えておくことは非常に大事です。

5.味方獲得スキル

味方獲得スキル

なかなか、思い通りにはならない会社ですが、頼れる人を一人ぐらい(できればそこそこ偉い人)は見つけて、味方しておくとよいです。社内の振り回されそうな情報は、公式にではなく、裏で回っています。

事前にその情報を知っておくことで、振り回されないように、事前対策をしておく時間に使えますし、万が一、振り回されそうになっても、守ってもらえる可能性もあります。

いかがでしょうか。

会社員である限り、一定程度、振り回されるのは、致し方ないことではありますが、可能な限り、自分のキャリア意識を持ち、メンタル面でもヘルシーに働くなら、

頑張りすぎて「振り回されない」方が良いと思います。

困ったら、転職相談

振り回されすぎて困ったら、転職相談もありでしょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?