これが原因か!転職でよく落ちる職務経歴書の特徴5選!
「転職したいのですが、全く書類が通らないんです・・なぜでしょう。一生懸命書いているのですが」
そんなお悩みも過去数100件とお受けしております。よく確認させていただくと、
「なるほど・・」
という共通する原因がありますので、ご紹介したいと思います。
転職でよく落ちる職務経歴書の特徴5選
1.学生の新卒モード(ガクチカ物語モード)で書いている
2.経歴ではなく、思いや動機などの記載が多い
3.「コミュニケーションできます」等、曖昧な自己PRしか書いていない
4.実績の記載がなく、単純業務を盛りだくさん書いている
5.募集企業の求めていることに答えていない
順番に見ていきます。
1.学生の新卒モード(ガクチカ物語モード)で書いている
最近は入社2年目、3年目で転職される方も増えていますが、20代に多い落ちる理由が、新卒就活モードから抜けられない職務経歴書です。
特に、職務経験が少ないので、もう20代後半ですが、自己PRに学生時代ネタ(ガクチカ)を持ってきてしまう方もいますが、これは基本、避けたほうが良いです。1年でも、2年でも、仕事経験があるなら、社会人として、職務内容からPRしていきましょう。
また、書き方も、社会人なら、実績➡実績を上げられた行動・スキル という結論からの構成にするのが、一般的ですが、学生気分だと、ストーリー調(物語風)に書く方がいます。悪いわけではないですが、
(例)「それは、1年目の事でした、XXなことがあり、私は、とてもおかしいなと感じ、仲間に相談しました。そうだよね、おかしいよね という話になり、早速上司に相談しました。上司は、聴いてはくれましたが・・その後、あまり応答がなくなり・・うんぬんかんぬんXXX」
上記のような表現の仕方は、結局何が言いたいかわからなくなり、即戦力を求める転職のための記載としては、不向きです。
新卒採用の場合、「人となり」を知るという意味で、このような書き方でも問題ない(許容される)場合もありますが、極力、転職は立派な社会人ですので、結論(実績)→なぜか という順番にしましょう。
2.経歴ではなく思いや動機などの記載が多い
職務経歴書は、基本経歴を事実とともに、伝えるものです。
たまに、自分の思いや志望動機で、書類をほとんど埋めてしまう方もいます。志望動機は、基本不要です(熱い思いを伝えたいのは、わかりますが、不自然になってしまいます)特に、退職する理由を、ネガティブに思われたくないと、理由をたくさん書く方もいますが、面接官からすると違和感しかありません。
3.「コミュニケーションできます」等、曖昧な自己PRのみしか書いていない
最後の自己PR欄で、よく書きがちな、コミュニケーション力があります。こんなに人と仲良くなるのが、接するのが得意です!と、人との関係に関することだけしか書いていない方もいます。
もちろん、コミュニケーション力は大事です。それを書くこと自体、問題はありません。しかし、実際、転職で求められるスキルは、コミュニケーションだけでもありません。
スキルや経験、達成志向や、責任感、ストレス耐性だったり多岐にわたりますし、「求めている仕事」ができるかどうかを知りたいのであり、コミュニケーションがうまく人を求めているわけではありません。
また、社会人として、基本的なコミュニケーションができるのは大前提ですので、経歴書で、しきりにアピールしても効果は薄くなってしまいます。
4.実績がほぼなく、単純業務を盛りだくさん書いている
・会議室の予約
・電話対応
・会議の設定
・伝票処理
・来客対応
と、単純業務をとりあえず、数多く羅列される方です。おそらく、こんなにたくさん仕事をこなしていたとアピールされたいのかもしれませんが、残念ながら、単純業務をいくつも並べても、あまり採用面接官が、非常に興味を持つかというとそうでもありません。
事務職の方は、それが仕事なのだ!と思われるかもしれませんが、事務職ほど競争は激しいので、「会議室の予約」をしているから、ぜひ採用しようということはほぼありません。+αが必要です。それが「実績」です
実績なんて、ありませんという方も、実績がないと、差別化できないので、頑張って何か考えましょう。会議室の予約も、予約の流れを効率化した、予約漏れをXX%減らしたなど、数値で成果を表せば、興味を示してもらえます。
5.募集企業の求めていることに答えていない
最後に、募集企業が求めている人材像、スキル、経験に全く答えていない経歴書もあります。自分の得意領域「コミュニケーション力がある」をしきりにアピールしても、求められる「XXX業務ソフトの利用経験」「Access利用経験」について、全く触れていないと、書類ですぐに落ちます。
募集要項は必ずチェックし、もし、経験がなくても、近しい経験があるので、カバーできるなどのアピールを書くことは有効です。
自分が、アピールしたいスキルだけ書くのであれば、独りよがりな職務経歴書になり、簡単に落ちてしまいます。
まとめ
もし、上記5つに当てはまることがあれば、軌道修正してみてください。書き方次第で、職務経歴書の通過率は明らかに改善していきます(*^▽^*)
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