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もう会社員では自己実現できない時代?パラレルキャリアのススメ。

有識者とのお話の中で、最近よく話す話題です。もちろん、会社内組織で、社員の自己実現を後押しする素晴らしい企業もありますが、一般的に、もう会社員では、自己実現できない(或いはかなりしにくくなった)時代といえると思います。

なぜ、会社で自己実現しにくくなったのか

会社で「自己実現する」というのは、多くの方が、役員レベル、少なくとも部長レベルまで昇進し、社会的・経済的にインパクトのある仕事・プロジェクトを完遂する事と考える方が多いでしょう。

もちろん、自己実現の考え方、尺度は人それぞれです。

しかしながら、さすがに、「部下もおらず、平社員のまま(非正規社員のまま)会社で退職を迎えるのが、自分のキャリアの自己実現です!」と答える方は少ないでしょう。おそらく、大前提として、相応の役職になる、相応の部下を持つことは、組織内での自己実現に含まれると考えるのが妥当でしょう。

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しかしながら、日本の経済成長が鈍化し、何より「超」少子高齢化の世界では、会社員が出世し、部下を持つことが極めて困難になりました。役員になれるのは、会社員になっても、わずか同期入社の中でも数パーセントであり、課長になれるのも1割、2割の時代といわれています。

「部下」という観点でも、部下を持たずに会社人生を終える方が、大半になるでしょう。ここでいう部下とは、会社で正式に認められた労務管理上の部下という意味でいえば、さらに正式な部下を持つ人は減ってくるでしょう。昨今は、部下なしマネジャーや、後輩のお世話目的のリーダーも増えてますが、これは正式な部下ありとはカウントしません。

なぜ、昔は会社で自己実現できたのか?

一昔前(バブル経済時代)は、会社で自己実現できる2つの要素がありました。

経済成長と、人口増加です。

この追い風により、そこまで努力しなくても、会社の中でも、多くの方がある程度(課長ぐらいまで)の役職までは就くことができ、どんどん入社してくる若手の指導役や管理者(マネジャー)となることができました。仮に5-6人の部下を持つだけでも、雑多な運営業務を任せることができ、自身は、付加価値のある仕事に回ることができたと言えます。

よって、役員までいかなくても、課長レベルでも十分に責任、付加価値のある仕事と部下育成の機会が与えられ、相応に会社内での自己実現が可能だったといわれています。(注:上記、一般論であり、自己実現の尺度は、本人が決めるものです)

では、どこで自己実現するのか?

では、今の逆風の時代、どこで自身のキャリアの自己実現をするのか?もちろん、極めて難関の数パーセントの組織内要職を目指すのもありかとは思います。

しかしながら、全てをささげて、万が一それが実現できなかった場合、挑戦したが、自己実現できなかった人生で終わってしまうリスクもあります。

一方で、今はテクノロジーの発達、政府の後押しもあり、副業・パラレルキャリアが活況です

ミレニアム世代を中心に、会社(雇用)での自己実現は見切りをつけ、自身のビジネスを立ち上げたり、パラレルキャリアに取り組んだりする方も年々増えています。この機会に、別の土壌での自己実現を目指してみませんか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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