見出し画像

仕事には2種類ある~このまま「仕事」をしていいのか?世界では「仕事」という単語は珍しいという事実

仕事には、何種類あるか考えたことありますか?管理職?一般職?サービス業?物販業?。もちろん、そういう区分けが一般的ですが、私はもっと重要な区分けがあると思います。

◇自分が主体的にやっている仕事

◇他人から言われ受動的にやっている仕事

この2種類です。

そもそも「仕事」とは「仕える事」と書きます。

日本においては、古来より「主君に仕えること」が何より大事であり、それによって「身分や処遇」を保障されていたわけですね。今の日本の多くの組織でもそうではないでしょうか?そもそも、「仕事」とは、その文字を解釈すれば、上位者に仕えることと捉えれます。後者の考え方です。よって、日本的な就社意識が生まれ、まずは組織に入り、上位者に仕える事を良しとされてきました。

しかし、一方で、仕事は指示命令、仕えるだけではなく、自分から主体的に課題を見つけて動くこともあります。それは、前者の「仕事」ですね。この場合、「仕事」という言葉とは区別した方がいいかもしれません。自分から為すべきだと思っていることをおこなっているので、「キャリア活動」と仮に名付けるとします。

これは、「仕事」と「キャリア活動」は、身近なところでも違いがあります。例えば、同じ役員への報告書作成の場面でも、後者(仕事)は上司の言われたことを都度確認しながら、忖度しながら、数ミリの狂いなく作成することになりますが、後者(キャリア活動)は自分で、工夫して見やすいように、将来の役に立つように作成するという違いです。また、自分にとっての意味、成長まで考えることもあるでしょう。

前者の「キャリア活動」、後者の「仕事」では、モチベーションの状態は劇的に違います。モチベーション理論では、有名な自己決定理論(SDT)では、自分で決めて行うことと、他人から指示されて行うことのモチベーションの強度の違いを証明しています。(ここでは説明は割愛)

日本人の多くは、「仕事」をしているのです。

海外の「仕事」とは?

海外に視点を移すと「仕事」は、英語でいうと、JobとかWorkですね。特に「仕える」とかいう意味は含まれてません。Workはそれどころか、「自主的に動く」という意味があります。その他、私は、数カ国語、話すことができますが、どの言語でも、「仕事」をだれかに依存するような「仕える」という意味を含むものは見当たりません。

「仕事」をしていていいのか?

日本人が仕事のモチベーションが低いのは、「仕事」をしているからだと思うのです。また、特に組織のトップの方々も、従業員に「仕事」をさせているのです。もちろん、組織として、ビジネスを動かしていく以上、ある程度の「仕事」はあるでしょう。しかし、テクノロジー・AIが次第に「仕事」を代替していきます。モチベーションも落ちていきます。いつまでも「仕事」をしていては、世界に取り残されてしまうでしょう。

そうです。これからは「キャリア活動」です。会社で、「仕事」しかさせれもらえなければ「パラレルキャリア」というステージで実現ができます。

あなたのキャリアを一歩前に進めてみませんか。

【LEADキャリアでは、変幻自在に、パラレルに、グローバルに働く方を応援しています】





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?