見出し画像

治療ができるのも・・・

普通に生活ができることもありがたいです。

治療が受けれることもありがたさを感じます。

神経芽腫治療の流れ


①抗がん剤治療6クール
②大量化学療法
③自家造血管細胞移植
④放射線治療
⑤ユニツキシン

大まかに息子の場合は5種類に分かれます。
原発の腫瘍の大きさ次第では、放射線治療後に切除術も考えられましたが、
最初の除去で取りきれたので、ありませんでした。

抗がん剤は、効果あるなしで治療が大きく変わることも考えられましたが、無事に予定通りの治療ができました。

②③の治療は、セットで考えてもらうとわかりやすいと思います。
・移植のためにクリーンにする大量化学療法
・クリーンになった状態で細胞移植

④放射線で原発付近に照射し念押しです

そして⑤ユニツキシンですが・・・

④までの治療を完了していないと受けることができません。

同じ神経芽腫を患ってた子は腫瘍が大きく放射線が効かなかったり、抗がん剤が思うように効かなかったりして、治療を完走できない子もいました。

治療をやり抜くだけを考えていましたが、振り返ってみても全ての治療がアクシデントなくこれていました。
思えばほんとうに奇跡でした。

受けれる前提じゃない

治療があるけど受けれる子もいれば、受けれない子も残念ながらいます。
これも当たり前ではありません。

息子の治療も完走できたことも感謝しかありません。

治療を進める先生もうまくいく前提というよりは、アクシデントも想定しながらやっていることと思います。

何が起こるかわからない、うまくいくかもわからない

そんな中で、長い治療・入院を続けることは壮絶です。

そこを知るからこそうまくいく度、どんな小さなことでも嬉しかったです。

やはり何事にも「当たり前」とは思わず、「ありがとう」と思い過ごすことがなにより大切なのだと感じました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?