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人生で一番いい1万円の使い方〜ミッチーのワンマンショーに初めて参泉しました〜

なんだか胡散臭いタイトルですが、これは及川光博さんのワンマンショーに行ってきた感想です。

及川光博さん

みなさんは、及川光博といえば俳優のイメージですか?歌手のイメージですが?大半の方が前者のイメージをお持ちだと思いますが、彼は歌手活動をしておりまして、なんとデビューしてからの年数が私と同い年ということを先日のワンマンショーで知りました。今年で54歳だそうです。

ワンマンショーへの誘い

昨年(もっと前かな?)身近な友達(ヅカオタ)が及川光博さんに爆ハマりしており、それがきっかけで彼の曲を聴いてみたりしていました。キャッチーな曲が多くて、中にはなんとなく聴いたことあるようなものも!すごく好みの音楽でした。

彼のキャラクターもとても好きで、私はああいう徹底されているタイプの人に憧れを抱きやすいので、人間性も好きになるのにはそこまで時間を要しませんでした。元々映画やドラマで拝見していたし。直近だとやっぱりドラゴン桜の及川先生はお見事でした。。

ミッチーのコンサート(この時はまだ何も知らないのでコンサートと言っていました)はとても楽しい、お前も行くべきだ と友達に常々言われていましたが、今回は勢いでチケットを取ってもらえたので友人4連番+1で参加さていただきました。

ワンマンショー当日

形容などではなく、本当に胸が躍っていました。小躍りしながら友達と待ち合わせ、買い物をしていざ参らん!、、、と思ったらまさかの外は雷鳴轟まくる豪雨。ガチの嵐。こりゃお天道様もミッチーのコンサートが楽しみで仕方ないんやな、わかるで。(時を同じくしてSHINeeのキーくんもコンサートをしにきていたのでそっちのオタクのお天道様もいたのかも)そんな適当なことを言っている暇はなく、命懸けで会場へ。洗濯終わりたての方がよっぽど乾いてるわ、と思うぐらい全身ずぶ濡れに。

今回のワンマンショーのタイトルは「Don't Think, POP!」いいタイトル。そしてテーマカラーは水色!アルバムのにも「みず色ワンピース」という曲が収録されているだけあって、水色のワンピース率高め。ちなみにこの曲めちゃくちゃいい曲なのでぜひ聴いてみてください。皆思い思いの装いでとっても素敵。お客さんは圧倒的にオンマLINEが多いけど、連れてこられた子供や若い子だけのグループもいたり幅広い様子。

グッズにポンポンがあると聞き、なんと愉快な!!と思い買おうとしていましたが売り切れており手に入らず。。ペンライトも持ってきてなかったので、友達のポンポンを強奪しました。ここでわたしはミッチーのコンサートはワンマンショーと言い、ファンダムはベイベーだということを知りました。

いざ開演!

客入れBGMにしてはかなりデカめの音で踊れる音楽がかかってていいな、
と思っていると暗転し幕があがる!思い返してみれば、ホールのコンサートはママと観に行ったTHE ALFEE以来だ!ベイベーの熱量も上がっていき、ミッチーが登場した瞬間外の雷が自分に落ちたんかぐらいの衝撃を受けた。

ミッチーが何かをベイベーに呼びかける、するとベイベーが一斉に「OKでーす!!」と返す。その揃い具合たるや。度肝を抜かれるという状況の例を挙げるならまさにこれであるといった様子。

でもそれに動じている場合ではない。ここで怯んだら食われる。謎の野生の勘が働き、負けじと即座に適応するのだ。

一気に戦場と化した場内であったが、ステージの演出もクルージングというコンセプトだったのでまさに船上。(うまいこと言わんでええねん)
そしてミッチーの麗しいビジュアルと華麗すぎるターンを目の当たりにし、こっ、、、これがスター、、、、!!と圧倒される筆者なのであった。

本当に曲も楽しいし演出も素敵だし、友達が言ってた「ミッチーのワンマンショーは、1対2000じゃなくて1対1のワンマンショーが2000あるのよ!」と言っていた意味がわかった。あまりにもベイベーに寄り添ってくれて良すぎている。

特に、1階最前上下の席のベイベーたちに、ミッチーが合図を出すとベイベーたちがステージに駆け寄って行っていいとされている仕組み、非常に興味深かった。普段私が通っている界隈でそんなことしたら即お縄どころの話ではございませんわ。でもベイベーたちは皆弁えていらっしゃる方ばかりでしたので、ミッチーに頭を撫でていただいていたベイベーの一人はその後ミッチーに向かって一礼をされていました。なんならその場に立ち尽くしていたベイベーもいたし、本当にありえないことの連続でした。

曲が良くて皆が踊れる振り付けがついていて、皆自由に楽しめるのはもちろんなのだが、ミッチーはおしゃべりも面白い。特に私がお気に入りだったのは、客席を1階前方・中盤・後方・2階席に分けて行うコールアンドレスポンス。この日は、1階前方が「JD(ジャックダニエル)」中盤が「プリンセス」後方が「フェアリー」2階席が「エンジェル」でした。(私はエンジェルだったけど、プリンセスが良かった。。。)ミッチーがそれぞれ、「⚪︎⚪︎ですか〜?」と呼びかけると、「⚪︎⚪︎で〜す!」と返事をする。このお返事の仕方、何を呼びかけられてもこれで返すのでたまらなくクセになる。もうこれでしか返事できなくなる。(実際次の日から会社でもこれで返事をしている)

あとは幕間に”愛と哲学の小部屋”という時間があり、それもまた有意義な時間だった。会場には開演前にミッチーに質問のお手紙を書くことができるコーナーが設けられており、そこで集まったお便りからランダムに選ばれた質問にミッチーが答えるという時間。いろんなベイベーがおり、それぞれの人生にいろんな形でミッチーが存在しているのを垣間見れてとても愛に溢れた時間だった。

ワンマンショーのステージ上には、ミッチーの他にバンドメンバー・コーラス・ダンサー・執事がいて皆で作り上げている。執事。。。?と思われた方、私も最初なんなのかわからなくて友達に聞いたところ、チエホフさんという執事がいて、ミッチーのステージングをサポートしているそう。なんともミッチーらしい設定の役所。。!折に触れて登場し、細かなサポートをしていたチエホフさんですが、私が特に鮮明に記憶に残っている場面が彼のTwitterに記録されていたので皆さんにも共有させてください。


チエホフさんのTwittterより

ミッチーが投げたジャケットを(そもそも投げるのうますぎワロタ)チエホフさんがサッと受け取り舞台袖に履けていく様子。なんとも華麗で美しい場面で、まさに執事のコンビネーションだなと思い感動して今でも覚えています。


年に1回はレジェンド級のアーティストを見に行くようにしていますが、今年はミッチーでバッチリ決まりました。継続の大切さを見せつけられた最高のステージでした!


ここまで一体何が行われており、何を言っているか見当もつかないわという方は、一度見にいらしたらいいと思います(半ギレ)

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