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両親のお金を増やしたら200万円もらえた話

投資を始めてしばらくした頃、父にふと聞いてみました。

私「投資とかやってるの?」
父「〇〇証券で昔買ったやつがあったな。」
私「何買ってるか教えてよ。」

両親が買っていた投資商品

あろうことか毎月分配型の投資信託や手数料が2%程度するアクティブファンドを買っていました。
※今回の記事は分かり辛い用語もあるかと思いますので、こちらで用語説明しています。

それから数か月間、両親とよくお金の話をするようになりました。

その間に私が両親にお願いしたことは3つです。

①現在持っている投資信託ではなく、手数料の安いインデックスファンドに変更してほしい。

②証券会社を現在のところからネット証券に変更してほしい。

③使わないお金なら私に管理させてほしい。

両親も最初は半信半疑でしたが私が当時猛烈にお金の勉強をしていたことと、それに負けじと両親も勉強したことが影響して①~③まで全て了承してくれました。

また母親から思いもよらない追加の提案が来ました。

④「インデックスファンドだけでなく、個別株も買っていいよ。その方が投資の勉強になるでしょ?」

今振り返れば私の両親は変人かもしれません(笑)

両親のお金が増え続けた。そんなある日。

コロナ禍を経験し一時お金は減る時期もありましたが、全体として両親のお金は増え続けました。

インデックスファンドはもちろんのこと、日本の個別株が資産増加に大きな影響を与えてくれました。

2年程前ぐらいでしょうか。

両親から「相談したいことがある。」と実家に呼び出されました。

なんかあったのかなと心配しながら実家に行くと嬉しい報告が。

父「お金がこれ以上増えると相続税がかかりそうだから生前贈与したい。」

 内心、父最高!と思いながらも一応…

私「私たち夫婦は別にお金に困ってないから、自分たちで使いなよ。」

父「今のお母さん(私の母)との暮らしにこれ以上お金は必要ないよ。」

私「え!ホント!?じゃあ遠慮なく!ありがと!」

父「お前なあ(笑)」

生前贈与が開始した

2年前から私と妻に年間100万円ずつ計200万円生前贈与が開始されました。

両親は「あげたお金だから自分たちのことに使っていいよ」と言ってくれますが、このお金はあくまで両親のお金です。

私たち夫婦としては手を付けずに投資で増やし続けて、両親に何かあった時に使おうと考えています。

ただ200万円のインパクトは想像以上に大きいことも事実です。

このお金があったからこそ私の投資の利益も含めて、「不労所得>生活費」のFIRE状態になることができました。

このお金がなくてもFIRE状態ではあったのですが、このお金が確固たるものにしました。

200万円って年間利回り5%で考えても4,000万円の元手があるのと同じ意味ですから。

さいごに

両親が生前贈与を決めた理由のひとつに、経済評論家の山崎元さんが生前贈与をすすめていたことがあるそうです。

山崎さんには感謝です。

山崎さんの本は一部こちらの記事でも紹介しているので興味がある方は見てくださいね。

また私がnoteにこのことを書かせていただいたのは、この記事をお読みいただいている方の一部は私と同じ状況の人もいるのでは?と思ったからです。

両親がお金をあまり使わない人で眠っているお金がある方は、一度親子でお金の話をしてみてもいいかもしれませんね!

ポイントは自分だけでなく両親にも勉強してもらうことかと思います。

またその際に『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』という本は考え方の参考になりますよ!

※Amazon のアソシエイトとして、この記事は適格販売により収入を得ています。

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