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キャリアコンサルタント × DX(デジタルトランスフォーメンション)②~キャリアコンサルタントがDXに挑戦したらどうなるのか~

サロンメンバーのふるたです。以前、キャリアコンサルタント × DX(デジタルトランスフォーメンション)について投稿しましたが、今回はその続編となります。

DXというワードだけが一人歩きしている感もありますが、キャリアコンサルタントもDXと無縁ではいられません。今回はキャリアコンサルタントがDXに挑戦したらどうなるのか、という話をさせていただきます。実際の体験記ではなく、自分だったらこんな風にやってみるという視点で書いていますので、よろしくお願いします。

(前回の投稿はこちらです)


その1「AIとキャリアコンサルティング」

AIを利用してキャリアコンサルティングができないか、そんなサービスがあるのではないかと探しましたが、2023年6月3日現在、私のリサーチでは特に探すことができませんでした。
将来的には、キャリアコンサルティングをしている間、感情グラフが表示されたり、こういったキーワードが複数出てきたとAIが教えてくれたり、その経験を語る質問をしましょうなどとサポートする機能が登場するのではないかと期待しています。
昨今の技術の進化を考えると、5年後の未来などではなく、数年後に登場するのではないかと期待しています。実際にオンラインの営業場面では、目線、声のトーンなどを判定する仕組みも既にあるようですから、さほど遠い未来ではないと思われます。

(参考)オンライン会議分析ツール

その2「面談リスト」

クライエントの面談リストをさすがに紙で管理している人はほとんどいないと思いますが、Excelで管理している人は多いのではないでしょうか。Excelは便利ですが、デメリットもあります。
・複数名で面談リストを一元管理しにくい。
・オフラインで作業すると自宅のパソコンでしか開けないので、スマホやタブレットから見れない。
・次回の面談予定日やフォローする際は、別でスケジュール管理しなくてはいけない。

これらの解決のヒントとしては、クラウド化がポイントではないでしょうか。One Drive、Googleドライブ、iCloudなど皆さんの身近にあるクラウドストレージサービスを利用すればいいかなと思いますよね。
しかしながら、注意点もあります。気軽に共有できる反面、個人情報を漏洩するリスクもあるということです。単なるファイルであれば、さほど問題ないですがクライエントの個人情報や面談内容に関する情報が他の人に見られるのは、さすがにまずいですよね。

では、どうするのかということになります。色々な解決策があると思いますが、個人の主観的な意見になりますが、kintoneがいいと思います。その理由は、
・IPアドレス制限や専用スペースなど一定のセキュリティを確保して、情報の管理や共有化を図ることができる。
・1ユーザー月額780円と安価に利用できる。(契約は5ユーザーから必要なので、完全に一人でやっている個人事業主には少し割高かもしれませんが)
・自由にアプリを作成できるので、面談リスト以外の用途にも使用できる。
・次回面談日、次回フォロー日などの項目を作成して、前日に通知メールを受け取るなどの対応ができる。

これ以外にも沢山ありますが、色々なメリットがあることはご理解いただけたかと思います。

(参考)kintone(キントーン)

その3「バックオフィス業務のDX化」

キャリアコンサルタントに限らないのですが、キャリアコンサルタントとして活動していると、本業とは別の周辺業務に結構な時間が費やされているのではないでしょうか。最近は、便利なクラウドサービスが世の中に溢れていますので、それらをうまく活用することが、結果的にキャリアコンサルタントとしての活動の成果が上がると思います。
色々な方法があると思いますが、これまた私の個人的主観ですが、freee会計をお勧めします。freee会計でもマネーフォワードでもいいのですが、クラウド会計ソフトを使用することで、銀行口座との連携により便利に安価に会計処理ができますし、確定申告もスムーズです。
自分でやると時間のかかる会計事務をDX化することで、本業に充てる時間が増えますよね。

(参考)freee

以上、3つの例を紹介いたしました。DXだからと言って、難しく考えるのではなく、身近にできることから始めていくといいのかもしれません。スモールスタートで、都度軌道修正をしながら進めていくことが、変化の激しい時代には合っているように感じます。

数年後にはキャリアコンサルタントのDX化も進化していくと思いますので、またどこかの機会でお会いしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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