沢山配達する方法

この記事は運送業、特に軽貨物ドライバーに向けた内容です。
昨今の物流業界で最も過酷な宅配業界。未配や遅配など様々な問題が起きています。私自身も始めた当時は一日12時間配って完了した個数は34個…
当時は車建てと言って一日いくらでやっていたので、生活に支障はありませんでしたが、現在の個数単価性だったとしたら…とてもじゃないけど生活出来ない!
そこから様々な工夫をして、1日持出個数308個、配完個数300個の実績をどの様に達成したかをなるべくわかりやすく解説していきたいと思います。
軽貨物ドライバーで個数単価性の方は必見です。
1、積み込み
エリアを把握して配る順番が決められる人は、配る順番で積み込む。 
わからない人は町名毎で分けて積むと良い。
前者も後者も車の荷台を4分割〜6分割くらいにして使用する。
1番最後に行くエリアは左のスライドドア側から車両の半分くらいまでの範囲で、天井まで目一杯積み上げる。(天積み)
この時に、左のスライドドアを閉めて右のスライドドア側から箱をピッタリつける事と登り坂や路面から受ける振動で崩れない様に箱と天井を締める(ぎゅうぎゅう)ように積めるとベスト。
最後から2番目を右のスライドドア側に積む。本来なら車から降りて直ぐの右スライドドアは1番最初に行くエリアを積む方が効率はいいが、荷物が減ってきてこの部分に空間が出来た際、下り坂やブレーキなどで本来後から行く荷物がこの空間に流れてきて邪魔になる為ここを使う事は我慢する。
天積みと、箱で締める事を忘れずに。
そしてハッチバック側は1番最初と2番目に行くエリアを積む。(左右はどちらでも良い)ここでポイントは、一発目で不在になってしまった保険として、後ろは箱一つ分空けておく。確実に配達出来る人を把握出来ていればこの空間は不要です。
袋物やゆうパケット、ネコポスの様な小物は助手席に140〜160サイズ位の空の段ボールを積んで、その中に入れます。(配る順番に並べられる様になったら完璧です。最初は地域毎位で分けておきましょう。) 

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