新刊『小児看護学実習ハンドブック』
看護学実習への学生の戸惑い
看護学生にとって臨地実習は,病気や障害のある人に自分の看護を提供する初めての機会,看護師としての出発点ということができます。ここでは,十分に満足のいく看護を自力で計画し実施できたかというよりも,看護の対象を身をもって感じ,実際に接するなかで看護にできることを考え,実践にしてリアクションを経験することがその後の看護師人生にとって大きな意味を持つといえるでしょう。
当然,各看護学実習の教育目標はそれぞれのカリキュラムに基づいて細かく設定されています。