歴史の長いホームで安心安全な介護サービス 社会福祉法人 恩賜財団 慶福育児会
28年の歴史で培われたノウハウをもとに、安心・安全な介護サービスを提供し続ける麻布慶福苑。介護主任を務めるベテランスタッフの小髙さんに、施設の魅力や仕事のやりがいについてお話を伺いました。
小髙 良太さん/介護歴12年 資格 介護福祉士
人と関わる仕事がしたいと保育の専門学校へ進み、先生から「向いている」と言われ介護士に。現在は介護主任としてスタッフをまとめる頼もしい存在。女性利用者からの人気も絶大だとか。
あいうえお順で選んだ苑でやりがいを見つける
ここを選んだ理由は、介護施設を探していたとき、リストの一番上にあったからです。あいうえお順で麻布慶福苑(笑)。
そんな安易な理由で入社しましたが、11年勤務して今は介護主任です。最初の頃は利用者さんに合わせることがなかなかできなかったのですが、経験を重ねるうちに相手の意図を汲み取れるようになる。そうなると仕事にやりがいを感じられるし、利用者さんに「ありがとう」と言われると、この仕事をやってよかったなと思います。以前、100歳の利用者さんに取材の依頼がきたのですが、「僕と一緒じゃなきゃ出ない」と駄々をこね、一緒に雑誌に載ったこともあります。慕われて、嬉しかったですね。
こんな介護士になりたいと思える先輩に出会えた!
肩書は主任ですが、スタッフに助けてもらいながら仕事をしています。助けてもらったぶん、自分も助ける。大切なことですよね。
実は、僕には「こんな介護士になりたい」とお手本になる先輩がいます。何もわからない頃からすごくお世話になっている方で、仕事に対する姿勢や考え方が素敵なんです。うちのプリセプター制度は、指導を受けながら先輩との信頼関係が築けるし、逆に教える側も自分を振り返る機会になる、良い制度だと思います。
毎日のクラブ活動や行事で飽きることなく働ける
僕は人を楽しませるのが好きなので、クラブ活動や行事が多いことも、ここで働く理由です。昨年は介護スタッフが発案して、バスを借りてイチゴ狩りにも行きました。こういった活動を通して利用者さんの笑顔が見られたり、ご家族から信頼を得られたりすることが何よりの喜びです。
歴史の長いホームですが、新しいことを取り入れる環境はありますし、毎日何かしらの活動があるので、飽きずに働けると思います。プリセプター制度もあるので、安心して来てもらいたいですね。
特別養護老人ホーム 麻布慶福苑
高級住宅街として知られる広尾の駅からすぐの場所に、1992年誕生した特別養護老人ホーム。併設する乳児院の子どもたちや近隣の学生との交流も多く、家族的な雰囲気が漂っています。
東京都港区南麻布5-1-20
先輩が一から指導するプリセプター制度
新人ひとりに、ふたりの先輩が指導にあたるプリセプター制度を採用。成長に合わせ丁寧に教えてくれるから習得が早く、経験がなくても安心。悩みごとも気軽に相談できます。
クラブ活動や行事が盛んでいつもにぎやか
料理、陶芸、歌謡、足湯といったクラブ活動が日替わりで行われている他、アニマルセラピーや音楽療法、家族も参加する盛大な季節の行事など、活気にあふれている施設です。
❶広々とした明るいデイルームで、日々の活動がにぎやかに行われています。
❷介護技術など、先輩から細かく学べる充実の教育システムも自慢です。
❸ゆとりのある館内。運動療法も毎日実施されています。
事務長 池田 剛俊さん
施設内外の人との関わりで広い視野が持てる人材に
当施設は東京メトロ日比谷線の広尾駅に隣接。郊外に直通する路線は通勤に便利です。施設では利用者や家族、ボランティア、近隣の学生と、さまざまな人と関わりながら、幅広い経験が積めるでしょう。視野の広い人材に育ってほしいですね。
施設長 鈴木 英二さん
安全面を最重視するため資格保持者のみを採用
安心・安全な介護サービスを実現するため、90%以上のスタッフが介護福祉士の資格を持ち、初任者研修を含めると100%が資格保持者です。建物は古いのですが、来年度から大規模な改修工事を行う予定で、より働きやすい環境になります。
社会福祉法人 恩賜財団 慶福育児会
◉本社所在地:東京都港区南麻布5-1-20
◉設立:1891年(婦人共立育児会創設)
1924年(恩賜財団 慶福会設立)
1953年(社会福祉法人恩賜財団 慶福育児会と改称)
◉施設数:2(麻布乳児院含む)
◉従業員数:52名(2020年4月現在)
◉事業内容:介護保険施設運営、児童福祉施設運営ほか
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