年金:　「専業主婦の年金受取金額？」　＜－　かなりまずそう．．．

今回は「専業主婦の年金受取金額？」についてみていきましょう。

専業主婦（または専業主夫）として、第3号被保険者として国民年金に加入していた場合、老齢基礎年金の受給額は以下のようになります。

老齢基礎年金の年金額：2024年度の満額受給額は年に81万6,000円（月68000円）です。

第3号被保険者は、原則として自身で保険料を負担する必要はありません。配偶者が加入している厚生年金や共済組合が一括負担するため、老齢基礎年金を受給できます。

老齢基礎年金を受給するためには、以下の要件を満たす必要があります。

保険料納付済期間と保険料免除期間の合計が10年以上であること。

保険料納付済期間、保険料免除期間、および「合算対象期間」を合算した期間が10年以上である場合には、老齢基礎年金が受給できます。

「合算対象期間」は、国民年金に加入できるのに加入しなかった期間のことで、「カラ期間」とも呼ばれます。具体的には、会社員や公務員の配偶者が国民年金に任意加入しなかった期間もカラ期間に含まれます。

老齢基礎年金を受給する際に、「こんなはずじゃなかった……」ということがないよう、カラ期間以外で未納の期間がないように保険料の納付記録を確認しておくことが大切です。

老齢年金
老齢年金｜日本年金機構 (nenkin.go.jp)

令和6年4月分からの年金額等について
令和6年4月分からの年金額等について｜日本年金機構 (nenkin.go.jp)