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伝わるように伝えるのって難しい

キャリアコンサルタントの松岡澄江です。
今日は日々の出来事の中から、ちょっともやっとしたことです。

「伝えるのってホントに難しい・・・」
しみじみと感じる経験をしました。

それはある用事のために、電話口で自分のメールアドレスを伝えるというミッションです。「今どきそんな伝え方するのはナンセンスだな~」と思いながら、私もそれなりにがんばって伝えたのですが、送られてくるはずのメールが一向に届きません。

もう伝えてから10日たっているし、迷惑メールにも入っていない・・・

さて、どうしたものかと悩みましたが、用事が進まないのもイヤなので、改めて電話で『メールが届かない』旨を連絡しました。するとまた電話でメールアドレスを聞かれることに・・・

あ~、嫌な予感がする・・・

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メールアドレスはそんなに難しくないんです。でも、アルファベットを口頭で言うときって音が似ているから間違いやすいですよね。bとdとeなんて、電話口だとみんな同じに聞こえると思うのです。

今回は正しく伝えたい!
だから私は考えました。

マクドナルドのm、ディズニーのd、アップルのa・・・

英単語を引用してその頭文字のアルファベットであることを伝えたのですが・・・。『これで間違わないはず!完璧!』と満足していたのですが、どうやらお相手が電話口で戸惑っているんです。

その時ハッとします。
『そうか、この伝え方は、若い人にはわからないのかも』

大昔、秘書として仕事をしていた頃、社員や取引先の冠婚葬祭時に電報を打つ機会が結構ありまして、その際言葉を間違えないように伝える方法を習得しました。でも、電話口の若い担当者には、私が何を言っているのかまったく意味がわからなかったようです。

ジェネレーションギャップは、単純なコミュニケーションも難しくするんですね。

それでもなんとか電話は終了。「すぐに送ります」と言ってくださったのですが、2時間経った今もまだ届いていません。

『あ~、もう次はショートメッセージで送ってもらおう』
心に強く刻みます。

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そして思います。
伝わるように伝えるって難しいと。

修行は続きます。


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