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読書記録1 私は私が使っている言葉でできている

今日はこちらの本を読みました。


ちょうど先日、自分のモヤモヤを聞いてもらう機会があって、そこで言われたことと似ているな〜と思いながら。

気に入った言葉た自分を重ね合わせてみました。

人間の感情の大部分が思考から生み出されているのなら、感情をコントロールするには思考をコントロールすればいい。もっと言うなら、心の中で思い描く文章、つまり自分との会話に使う言葉を変えればいい。そもそも感情はそこから生まれているのだから。
ーアルバート・エリス(アメリカの心理学者)

要は何事も捉え方ということ。
例えば、育児をしていると自分の自由な時間がなくてうんざりすることもある。だけれど、息子はどんどん成長していて、今この瞬間の息子と過ごす時間ってすごく貴重!と思うと、自由な時間なんて息子が自立してからでも十分か、って思う。
これはまぁ賛否両論あるかもしれないけれど、問題の捉え方、表現の仕方で目の前の現象が自分にとってプラスにもマイナスにも転がるよね、と。

そしてどう捉えるか、は"その人なりの現実のまさに基盤となる"わけだ。だから思考を(言葉を)変えていけば、あなたは変われるんだよ、という本。

状況は人をつくったりはしない。
状況は自分を映す鏡でしかない。
ーエピクテトス(ギリシャの哲学者)

他人と過去は変えられない。
自分と未来は変えられる。
人や外的要因のせいにしない、自分にやれることはなかったか?を考える癖づけをするようになってから、イライラすることはぐっと減った。
どうしようもないことが起こっても、そこからどう動くかは自分次第ということも。

それが分かっていても、立ち止まってしまう自分。
意志を見つけられないでいる自分。
キラキラ眩しいSNSの中の人たちを羨み、妬み、斜に構えて批評する自分。

私にもできる

先がわからないからおもしろい、と思える?

安全を求める思いと、偉大で崇高な冒険とは相いれない。
ータキトゥス(ローマの政治家、歴史家)

ぬるま湯ほど、楽で安全で平和なことはなくって、でもずっと浸かっていると、時々悲しくなる。ひんやりとする。
もっと、熱く、胸が湧き立つようなことは私の人生には訪れないの?って。

行動が幸福につながるとは限らないが、行動せずに幸福が得られることは決してない。
ーベンジャミン・ディズレーリ(19世紀英国の政治家)

だから私は、何か見つけたいと思った。
今は子育てが自分の日々の大部分を占めているけれど、子離れをする時がきたら私には何が残る?
特に趣味もない。
仕事以外で、社会・地域との繋がりもない。
そもそも今の仕事も好きなわけではないし、子育てとのバランスにちょうどいいってだけ。
行動しなくては、何か、見つけなくてはとめちゃくちゃ焦って、考えて考えて考えて…

今たどり着いているのは、転職するのではなく、今の仕事はそのままに、もう一本の柱を作ること。
地域社会と関わる。
キャリア教育に携わる。

でも、まだ思考の段階。
人生を変えるには行動を変えること。
「自分は思考ではなく行動だ」

それなのに、がむしゃらさを見出せないままに、たぶんもうすぐ1年くらい経ってしまう。

これを成し遂げたい!と思えるほどのテーマはまだなくって、今の目標は「自分の思考を言語化して、共感してくれる人と出会うこと」。
そう思ってnoteを始めてみた。これは私のスモールステップ。

どーん!と大きなゴールを掲げられた方が分かりやすいけれど、目の前の問題を片付けていくことで、辿り着くゴールもあると思うから。