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本に耽る

私は読書が好き

そのまま英訳すると
I like reading books.(合ってる?)
私は本を読むことが好き

ここでふと疑問が湧いてきた
読書が好きにも、たくさんの理由があると思う
私の好きはどこにあるのか
本を読むこと?
本?
読むこと?

またChatGPTに聞いてみた

・新しい知識や学びを得られるから
・想像力が豊かになるから
・現実逃避やリラックスできる手段だから
・他の人の視点や感情を理解できるから
・自己成長につながるから
・言葉の表現力や語彙が増えるから
・感動や共感を体験できるから
・創造的な発想やアイデアを得られるから
・好奇心を満たしてくれるから
・世界や文化の多様性を知ることができるから

どれもなるほど、と思う

好きの理由を深掘りすると
自分が何を大切にするか見えてくる

この中で1番近しい好きの理由を挙げるならば
新しい知識や学びを得られるから

だけどしっくりはこない
繰り返し同じ本を読むことも好きだし
特に小説においては、知識や学びを重視して選んだことはあんまりない

私は、図書館で本を借りて読むことが多く、あまり買うことはない
それは本の収納スペースが足りないから
理想を言えば、壁ぎっしり本棚で埋め尽くされた部屋が欲しい
手の届くところにいつでも好きな本がある空間は憧れだ

つまり、本そのものも好きなんだと思う
本屋で色んな本を眺めているだけでも楽しい
タイトルや表紙から、どんなことが描かれているんだろうと想像しながら、次はこの本を読んでみたいなと定期的にメモを取っている

没頭できる小説もいいし、あれやこれや考えながら読む自己啓発の類の本も
日常の私、と違う、本を読む時空がその場に生まれる感じも好きだ

こんなに読んだんだ、というのが冊数で明確にわかるところも好きだし
関連する本を次から次に読むのも面白い

じゃあ、共有することは?
本の感想を言い合ったりすることは?

嫌いではないけれど、あまり求めていない気がする

自分が好きな本を誰かに薦めて、興味を持ってもらえるのはとても嬉しい
でもその時間をすごく欲しているかと言えば、そうでもないのだろうなと思う

そんな風にこの本のこのセリフ、シーンを捉えたんだ!という気づきはあるかもしれないし、
それは私に新しい読み方を与えてくれるかもしれない

ただ、基本的に私は自分が本の世界に耽る時間そのものが好きなだけなのだと思う

それでも時々、これはすごく誰かにお勧めしたいぞ!という本に出会うこともあって
すぐに共有できる人がおらず、くうー!!!となることもある

さてはて、どうして私は本の世界に耽る時間が好きになったんだろう
その原体験までたどり着いてみたい

本に囲まれたカフェで
珈琲の香りに包まれながら
気が済むまで本を読んでゆっくりする
そんな時間を近々家族に願い出たいなと思った