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フィールド型キャリア地図は自分で切り開く!?自力型のキャリアの5つの力とは!?

フィールド型のキャリア戦略とは!?

日本型の経営方針、雇用方針、育成方針が変わらない限り、9割の会社がこのパターンである。
残りの1割は時代のニーズに合わせて変化をし続ける会社でIT系やベンチャー企業が多くなっています。

ほとんどの人がキャリアというものは振り返って見ると、偶然の産物ということをいう。
日本型の経営を続けている企業であれば、専門家を採用するというより、ゼネラリストを育てることが基本スタイル。
専門性を育成する企業も最近では増えてきたが、出世もこれぐらいというのが見えてきており、まだまだゼネラリストが優遇される時代である。

もし、専門性を身に着けたいというのであれば、外資系企業を選択したり、スペシャリストを評価する会社へ転職をすることをオススメします。
情報をうまく利用して調べに調べた上で判断をすることを忘れないでください。

また、入社をしたからずっとそのままのポジションでいられる可能性がどれぐらいあるのが、どういう評価をしてスペシャリストとして評価しているのかなどを面接中やオファーレターをもらったあとでも構いませんので、ちゃんと質問をして、納得をした上で入社の決意を固めたほうが後悔をすることはありません。

フィールド型のキャリアで持ってほしい5つの力

1:好奇心
→絶えず新しいことを学習機会を模索すること。
2:持続性
→失敗に屈することなく、常に挑戦し、努力をし続けること。
3:楽観性
→ポジティブに考えて、ポジションの機会があると信じること。
4:柔軟性
→先入観や固定概念を捨てて、素直さと謙虚さを持ち行動や態度を変化させること。
5:冒険心
→結果については不安定ですが、常にチャレンジしてリスクをとっても行動すること。

やっぱり、そういったかなり偶発的な要素が多いわけです。
「たまたまこの人に会ってこういうことを言われた」「こういう話を聞いた」「こういうことから刺激を受けた」ということで、いろんな可能性が広がっていくことが計画的偶発性理論の根底にあるわけです。
そして偶発性は、待っているだけだと起きないわけ。

アクティブに動きながら、偶然にもキャリアを手に入れるために計画的にやっていくことが必要になる時代です。
好奇心、持続性、楽観性、柔軟性などを大切にして日々を過ごしていくと、キャリアや可能性がより広がっていく。これがフィールド型デザインの基本になるわけです。

アップデートできない人はこれからのサバイバル時代のキャリアについても停滞をする恐れがあり、いま言われている老害、働かないおっさん、妖精さんと言われる人になってしまう確率が高くなります。

そうならないためには常にいろいろなことに興味を持ちながら、チャレンジをしていく時代でもあり、いろいろなことに対してチャレンジをする20代、専門性を高める30代というのが当たり前の時代になってくる。

ロールモデルを無理に探さない

山登り型のキャリアであれば、目標とする社員や有名人がいるわけで、その人を徹底的に分析して、徹底的に研究して、フレームを盗んで、自分なりにカスタマイズすることができるようになれば、その人は勝手に才能開花をしてあっという間に成長をしていく。

それなりの覚悟を持っているからこそいろいろなことに対して敏感になり、時代の流れに対して、コツコツと当てることができるタイプなので、本人が慢心しない限りは成長をすることができるタイプ。

常にライバルを見ながら、昨日の自分に対して勝てるタイプであれば、山登り型のキャリアで自分の理想とするキャリアを追うことができる。
ロールモデルを探しているというよりかは、常に自分の立ち位置より少し先にいる人をマークして、徹底的に分析、研究をしてその人に追いつけ、追い越せができるから。

フィールド型のキャリアを選択する場合については、「ロールモデルがいないからできません。」とか、「自分がロールモデルになるのは嫌です」という人も多くいますが、無理にロールモデルを探す必要はありません。

「この領域においてはこの人がすごくいい」というふうになるのですが、フィールド型で考えていったときは、新しい領域なのでロールモデルがいない可能性のほうが断然高いからです。

そういう人がいないからといって自分が諦めてしまうのはすごくもったいない。「そういうものはいないんだな」と割り切ったほうが、かえって可能性が広がっていくのではないでしょうか。

「先人がいないからこの領域はダメなんだ」となるのではなくて、自らそのフィールドを作っていくという意識で学んでいくところかなと思います。
1つのマインドセットとして、そういう気概があるのはとってもいいかなと思います。自分がロールモデルというのもありますし、ほかの人でもいい。

「自分が後ろに続く人たちの道を切り拓くんだ」と言ってすごくがんばっていらっしゃる方がたくさんいます。
そうした気持ちでフィールドを切り拓いていくのも、すごくいい。


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