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女性が管理職に向いている3つの理由!

マネージメントへの積極的登用

圧倒的な実績と信頼預金があって、管理職の経験をしておくと、育児休暇期間終了後に復職した際にも管理職として働くことができる。
時短勤務をうまく利用して、200人の部下を育成している女性もいるのが現状です。

管理職とかマネージメントという言葉を聞いて間違った認識をする人がいます。
部下より優れたパフォーマンスを見せて、尊敬される存在にならなければならない。
強いリーダーシップでチーム全体を引っ張っていかなければならないと考えがちですが、それが正解のマネージメントとは限りません。
等身大でできることを一生懸命やればいいんです。

思い込みと先入観がイメージとして先行してしまうため、尻込みをしてしまう人も多い。
女性の管理職の場合は、特徴をうまく活かしてチームを纏めることができる可能性が高い。
メンバーがチームで働きやすくするために黒子に徹することが必要になります。
メンバーのサポート役、メンバーの伴走役となることで、チームの力が上がっていくでしょう。

チームの育成をする時に、個人の能力が育成できたところで、チーム力という言葉を使う人が多い。
現状としては個人の育成を待っていたら、チーム力は伸びずに組織力も低下していくことになるだろう。
そうならないためにも、個人の育成とチームの育成の両方を考える必要がある。

メンバーの潜在能力に注目をしてそこを育成することによって、個人の能力が上がっていくことがわかります。
マネージメントとは潜在能力を潰さない、壊さないように育てていくことが必要である。

たまには水をやったり、日の当たる場所へ持って行ったり、肥料を上げたりすることで個人の育成ができる。
そうすることによって戦力値が上がってくるわけですから、その力をまとめてあげればいいのです。
常にコミュニケーションを取りながら、些細な変化にも気付けるのが女性の管理職なんです。

女性が管理職に向いている理由としては、成長をさせたいという気持ちをもっているから、下宿先のおばちゃん、お節介なおばちゃんなどに代表されるように、人をダメにすることは簡単ですが、人を育てることについては長けている部分が多くあります。


男性の上司より部下がココロを開きやすいのは女性の上司です。
人の懐に入りやすく、無防備になりやすい環境を作ることができるので、身の上話から、仕事の話まで、時にはメガ秘密まで相談をすることができるから不思議です。
安心して何でも話せるまでには細かいコミュニケーションをしっかりとっているかです。

「あっ!髪切った。イメージが変わってよくなった。」とか、「今日は大事な商談があるんじゃないの?がんばってね。」など、些細な変化にも気付いてあげて、ちょっと褒めるということをかかさずやります。

こういうことから気にかけてくれているという存在になっていることがわかると、プライベートから仕事までいろいろなことを相談されるようになります。
チームの状況や個人の悩みまで情報が集まってくることになるから不思議です。

女性特有のホスピタリティをうまく活用したコミュニケーションを取ることで、細かい気配り、心配りができるというものです。
例えばチームメンバーの誕生日を覚えておいて、ささやかなお祝いをしたりする事になります。

誕生日のサプライズというのは営業出身の男性の上司であったとしても、なかなかできないのが現状である。
常にいろいろなことに興味を示して、アンテナを張り巡らしていないと忘れてしまうことです。
こういうことからチームメンバーの信頼を勝ち取っていくこともできます。

出産、育休後に復帰しても管理職は難しい!?

以前にもお話をしていますが、ゴールデンエイジ世代の時に、どれだけ社内の信用預金を獲得することができるかということと、管理職を経験しておくことによって、マミートラックを回避することができます。

管理職というと長時間労働が当たり前になり、育児だけでも大変なのに、管理職になると人材育成と責任がついてまわるから不安ですという人もいます。
先入観と思い込みからそうやって無難な方を選択してしまう人が多くいます。

圧倒的な実績と会社に貢献をしていることが明確になるのであれば、企業もルールを変更するか、例外として認められるケースもあります。
周りの人をうまく巻き込んでいけるぐらいの力と理解が必要になるでしょう。

社内の信用預金を獲得するというのは圧倒的な実績だけではなく、いかに社内の人脈を作ることによっていざという時に助けてもらえるシステムをつくることです。
社外の人脈だけが注目をあつめることになりますが、社内の人脈はあなたのキャリアを助けてくれます。
利害関係がないのですから、社外の人よりよっぽど頼りになります。

出産、育休後に復職をして管理職となる場合は、時間の制限を受けることになります。
育児の時間を確保するためには、限られた時間で成果を求められる時代です。
時間管理をちゃんとしないと仕事が出来ないというプレッシャーがありますが、そこは部下や他のチームの管理職をうまく巻き込んで、ワークシェアをすればいいんです。

自分が出来ないことについては他人に任せてしまえばいいんです。
例えば、部下の中から毎日当番制でチームリーダーとして任命をすることで、チームリーダーとしての資質を見極めることも出来ますし、プチ管理職として部下に対してはいい経験に変わっていくことになります。

何もかも自分がやらなきゃいけないという思い込みと先入観があるため、長時間労働をして、責任を負う仕事と育児の両立が出来ないと考える人がほとんどです。
チームリーダーを育成するこということは大変だと思われていますが、部下であるチームメンバーをしっかり信頼しているよというサインを送ることで、部下も上司であるあなたに対して信頼をするようになり、コミュニケーションが活発化します。

また、別の部署や隣の部署の管理職にチームを見てもらえるようにすることもあります。
就業時間と保育園のお迎え時間などを考えると長時間労働をすることができません。
チームメンバーを信用することも必要ですが、どうしても難しいという場合は、他部署や隣の部署の管理職にチームの相談を日頃からしておくことも必要かもしれません。

何かあれば、携帯とパソコンを持っていれば社外でも仕事をすることができますが、余程の緊急時以外はコンタクトを取ることはあまりしないというのが暗黙の了解です。
特に休日や夜間の時間帯については、メールでの連絡が主流になります。

ただし、現場はそういった事情はお構いなしにいろんなことが起きます。
そういう時に他部署や隣の部署の管理職が出番になります。
いろいろな経験をしている人が多く揃っているのであれば、そういう人たちにお願いをすることも可能でしょう。

それなりに社内の信用預金があるということと、圧倒的な実績を残しておくことによって、社内でも一目置かれる存在になっていると、ある程度の理解をしてくれた上で、協力をしてくれる人はいます。

クロスマネージメントをすることで他部署のマネージメントのことを知ることできますし、マネージメントのやり方を垣間見ることができるので、チームメンバーにとっても、あなたにとってもプラスになることは間違いありません。

限られた時間の中でチームメンバーとのコミュニケーションの取り方

就業時間内に仕事をしながら結果を残すことが求められる時代でありながら、チームメンバーとのコミュニケーションが取れないのではないかと考える人もいます。「忙しいから…」、「時間がないから…」ということをいっている以上、私は管理職として資質がありませんということをおおっぴらに公言をしているのと変わりません。

時間管理をすることは非常に難しいと言われていますが、時間割を作っていないから時間管理ができないということがほとんどです。
スケジュールのグリップを人に任せてしまうと、自分の思うような時間割を作ることができません。

いろいろな企業の採用支援をさせて頂いた時に、できる経営者と人事採用担当者をたくさん見てきました。
長時間労働をすることなく、プライベートも充実しており、自己投資もちゃんとしている方々です。
共通点がそこには存在をしており、育児休暇から復帰した女性であっても簡単にできます。
ちょっとしたことを意識付けして、先入観と思い込みを捨てることができれば簡単なんです。

集中して仕事をしたいときについては、午前中の3時間を有効的に使うことです。
朝は集中できる環境が整っており、会議を入れたりすることもあまりない時間帯です。
眠気もなく、戦闘態勢のスイッチが入ったばっかりのため、細かい作業や集中したい作業を中心に時間を作っている人が多くいます。

午後からは会議であったり、アポイントであったり、メンバーとのコミュニケーションの時間に使っています。
また、スケジュールの7割ぐらいで止めておくことが必要になります。
差し込まれる仕事や緊急度が高いものがでてきた時のために3割程度空けておくと便利です。

部下のチームメンバーとのコミュニケーションは量より質がポイント。
たくさん話しを聞いたり、アドバイスをすることがコミュニケーションの密度だと思われていますが、これをやると限られた時間では成果を出すことができないといえるでしょう。
1回短時間でもいいから、部下のチームメンバーから話しかけやすい状況を作ることがポイントです。

管理職としてよくあることが眉間にシワを寄せてパソコンを見つめていたり、ちょっとしたことで電話を投げつけるようにして切ったりとか、大きな独り事をいってしまったりすると、部下は萎縮してしまい相談をしづらくなります。

また、話しかけないでオーラや忙しいんですけどオーラを出してもいけません。
意外にも上司が機嫌が悪いと感じると部下も報告、連絡、相談をしづらいと感じます。
常にオープンマインドでいつでも話しかけやすい環境を作ることが必要です。

また、部下からの相談を受けている時にはパソコンと携帯は不必要です。
話をちゃんと聞いていますよ、あなたに関心を持っていますよという意思表示をしなければ、腹を割って話す部下がいなくなってしまいますので、注意をしてください。
場合によっては会議室や個室空間で話をすることも必要ですので、そういう時にはきちんと配慮をすることで信頼関係とキズナがより強固になるでしょう。


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