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日本で活躍する海外女子インタビュー企画「太陽誘電」外国籍社員のCareerFlyとは-後編

「日本で働く」を実現し、自身のキャリアを広げ活躍している外国籍人材にインタビューする企画。
テーマ 「わたしのCareer Fly(飛躍する)とは」
日本で働く外国籍の方々はどのようなモチベーションを持っているのか?
昨今日本では外国籍方々の受け入れが進み、外国籍の方々それぞれのキャリア形成について注目されてきている。彼女たちの描くキャリアや日本で働く想いを紐解いていく。

前編はこちら

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Pingping氏:みなさんに置いて行かれないように、負けないように頑張らないといけないと思っています!偉そうに言ってしまってますが!(笑)

羽二生:上司の方が先ほど、「優秀で助かっている」とPingpingさんのことをかなりお褒めになっていましたよ!

Pingping氏:ほんとですか!嬉しいです。
まだ入社したばかりなので、実際のプロジェクトを担当してはいないですが、これから担当プロジェクトを持ち、成果を出していきたいです。これからですね!中途で入社しましたので、採用していただいた分、しっかり価値を生み出さないといけないですからね。率先して、課題解決や戦略促進のための取り組みに関わっていきたいです。

メンバーとの調和と協調を大切にフェーズに合わせて仕事を進める

羽二生:シンガポールとの違いを感じるときはありますか?

Pingping氏:シンガポールは、人が「強い、早い」です!(笑)個人の強い主張と物事の進め方や意思決定の速さがあります。そこは日本の方、日本文化と異なります。今のペースをそのままシンガポールでやると、「遅い」かもしれませんね。(笑)今、入社して間もないですが、できるだけ早く仕事や環境に慣れていきたいです。また、人事部内にもそれぞれのペースややり方があります。まずは、それをしっかり観察し知っていきながら、各方面の現在の状況に合わせながら仕事を進められるようにしていきたいです。

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羽二生:一人で仕事をしているわけではないですからね。素晴らしいお考えです。
Pingping氏:人事部としてプロフェッショナルは揃っています。これからは、よりチームとして動いていくことが求められています。チームとして物事をしっかり共有し、チームとしてどのように解決していくのかを現在取り組んでいます。人事部として進むべき方向性も明確で、雰囲気もともてポジティブで良いです。

グローバルの舞台で今以上に活躍できるエクゼクティブ育成に貢献したい

羽二生:今後取り組みたいことやチャレンジしたいことは?

Pingping氏:人事の職務として、「グローバルで活躍できる管理職の育成」を担当することになります。海外拠点でマネジメントをする支社長や副支社長を長期的に輩出し続けるために、必要な施策を実行します。育成プランや具体的なプログラムに落とし込むにも、現在のニーズや課題を把握することが必要です。各拠点で活躍する現役エクゼクティブの方々へヒアリングを重ね、海外拠点で活躍できるエクゼクティブは何を持ち合わせているか、何を求められているのかなど情報収集し、分析を重ね、評価制度やプログラムに落とし込んでいく予定です。

羽二生:なかなかの大仕事ですね!楽しくなりそうです。

Pingping氏 : はい、楽しみたいです。

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羽二生:最後に、今後日本でのCareer Flyを目指すと考えている外国籍の方々へアドバイスをお願いします!

Pingping氏 : まずは、徹底的にリサーチすることをお勧めします。今の自分に合う日本でのキャリア機会は何があるのか?生活するために必要な準備は何か?税金のこと、などなど自分自身が納得するまでリサーチします。インターネットで調べる、日本に精通している友人に聞く、日本拠点のあらゆるエージェントにコンタクトするなど方法はいくつもあると思います。

次に、言葉の研鑽もやはり重要です。日本語を活用できればできるほど、日本での生活とキャリアアップの視点では大変に役立ちます。日本に来る前にもできる限り日本語力を高めるために時間を費やすことは重要です。

羽二生:リサーチと言語力の研鑽ですね。日本に来るためにしなくてはならないことだと思います。本日は貴重なお話をいただき有難うございます。益々のご活躍祈念しております。

Career Fly
多様性ある文化形成を目指し、海外女子の人材紹介ビジネスを2015年にスタート。”日本ではたらく”を目指す理系海外女子を73カ国4000名をプール。海外女子の「越境転職をもっと身近に、気軽に」するための就業支援、および日本企業の優秀人材採用強化に貢献する。

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