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インド理系女子にフォーカスする理由

前回の弊社がミャンマー女子にフォーカスする理由に続き、インド女性にフォーカスする理由を書いてみようと思います。

インドの印象とは?と聞かれたとき、何を思い浮かべますか?
カレー、数学、ヨガ、など様々なワードがでてくると思います。人材分野では、「ITエンジニア」=インド国籍ということが強く印象ついています。

インドの全産業平均年収は、約200万円(180-200万円程度)。人口は世界第2位の13億人。昨今、インドモディ首相が”Made in India”を経済政策に掲げ、国を挙げて様々な経済活動を推進しています。日本企業としては、中国についで見逃せない市場国であることは言うまでもないでしょう。
只今、インドでは選挙真っ只中で5月19日まで計7回の投票が実施されます。モディ首相が続投するのか否か、今後のインド経済を左右する機会となりそうです。

さて、インド理系女子になぜフォーカスするのか。その理由とは?
再びこちらの統計データをご覧ください。

ミャンマー女子をフォーカスする記事内でも共有した高等教育を受ける女子の割合(青)とSTEM専攻する割合(赤)を示したデータです。
インドは、高等教育を受ける女性は全体の半分を占めており、そのうち3/4の方がSTEM分野を専攻しています。
やはりこの割合を見る限り、理系女子を輩出するポテンシャルの高さを伺える数値です。

またインドでは、ITエンジニア職につくと、インド平均月収(全産業)の約9倍も稼ぐことができます。その実態を考えると、大変人気の高いポジションであることが伺えます。というか、めっちゃ魅力的ですよね、9倍って!

弊社の求職者にもインド国籍女子が多くを占めており、日々彼女たちと接していて思うのは、
- カルチャーフィットがしやすい(日本文化や慣習との親和性がある)
- 前のめり感がある(色々提案や工夫をしてくれる特徴が見られる)
- ひとつの物事に対する柔軟な考えがある
方々が多いように思います。
これは、弊社インドのパートナーもしかり、弊社インドパートナースタッフ女子と仕事を一緒にしていても感じるところです。
こうしたい、こうした方が良い!とゴールに向かうために、プロセス改善のアイデア出しなどを都度積極的に行ってくれます。

あとは、事実データが好きな人たちだな、という印象も否めません。
仕事に関わるアーティクルを読みあさること、また一つの説得のためにそれに関わるデータを示してきます。そのため、余計な議論を省くことができ意思決定もしやすくなります。

唯一彼女たちのネガティブポイントは、
- 体調を崩しやすい
という点でしょうか。笑 インドとスリランカ国籍女性のなぞの共通点となるのですが、本当に体調崩すことが多い。もちろん人によりますが、季節の変わり目は特に体調が悪いという連絡をもらうことが多いです。
日本の気候、特に寒さに慣れていないことが影響していると考えています。これは、他の国籍女子と比較しても唯一経験則的に言えることです。ほんとにほんとです。

昨今、グローバルカンパニーで若くしてCFOとなったインド女性のような素晴らしいロールモデルが輩出されています。(このニュースもインド=数字が強い?を想起誘発させるニュースの類ですね。)

このように、理系分野もメキメキと頭角を表しているインド女子。
やはり、日本企業でも必要とされるポジションで重宝される方々だと考えます。

ぜひ、優秀な理系インド女子に興味ある!という企業の方は、お気軽にご連絡ください!

Rie Ohno from Career Fly 大野理恵

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