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世界ITエンジニア給与事情:初任給2000万円の世界

今朝、インドのパートナーからメッセージとアーティクルURLが送られてきました。

”Indian student got the job offer from Google London, 19.2 M JPY, he is NOT from IIT* Google selected him through online programming challenges and interviews.”
”インドの学生が約2000万円の初任給でGoogleから内定をもらった。彼の出身校はIITではないのに!だ。彼はGoogleが主催するプログラミングチャレンジから選ばれたんだよ。”

こちらが記事ソース ↓

昨今、インドIIT学生をGAFA企業を中心としたグローバル企業が積極的に採用を進めています。日本でも昨年メルカリが大量に採用してニュースになったことも記憶に新しいです。弊社にも、IIT卒の日本好きな学生を抱えており、”IIT出身”と伝えるだけでも、興味を示してくれる企業が多いです。

ただ、この記事のポイントは、Googleにセレクトされたインドムンバイに住むKhanくん、実はIIT出身ではないのです。Shree LR Tiwari Engineering College(2010年設立の大学)に通う21歳、今回のプログラミングチャレンジに参加したのも、ただ単にこの機会を楽しむだけのために参加したようで、内定をもらうことは思いがけないことでした。

今回Googleが彼に提示した給与パッケージが、
- A package of Rs 1.2 crore per year(日本円で年収1920万円程度給与パッケージ)
- Rs 54.5 lakh base salary(月給およそ86万円)
- The six-figure package includes 15 per cent bonus and stock options worth Rs 58.9 lakh over four years(年収の15%ボーナスと4年間のストックオプションも含まれる)
という内容のようです。*Times of Indiaからのソース

2018年に、同じ内容のオファーをIITバンガロールとIITハイデラバード出身者が(当時在学生)もらっているようです。

額と内容だけ聞くとやはりすごい!と思ってしまいますね。
Googleが彼らに内定を出した具体的な理由(要件)を知りたくなりますね。

そして、このような優秀エンジニアを輩出するインドという国。
やはり、今後も見逃せない国です!

冒頭にあるパートナーからのメッセージには続きがあり、
”I hope this is a good case study for Japanese companies too.”
この記事が日本企業に対して良いケーススタディとなるといいね。
という、皮肉(笑)めいたメッセージでまとめられていました。
学歴で選ぶのではなく、本当の実力で選ぶ(優秀校でない学生でもポテンシャルを見抜いて採用できる)ようになればいいのにね、という意味が込められています。

Rie Ohno from Career Fly 大野理恵

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