職業訓練まとめ★今、注目されるハロートレーニングについて
ハローワークで実施されている「ハロートレーニング」はご存じでしょうか?
ハロートレーニングとは、つまり国が実施する職業訓練のことで、
国の制度であり、原則無料で専門的スキル講座を受講できるんです。
職業訓練と聞くと、ネガティブな印象を持たれる人がいます。
この制度は年間50万人以上が制度を利用しているので、後ろめたいことなんて一切ありません。それに、厚生労働省が推し進める政策なので遠慮なんていりません。
これは社会資源なのでしっかり活用し就職につなげましょう。
●ハロートレーニングは誰でも受講できる?
●公共職業訓練と求職者支援訓練
●ハロートレーニングの受講手順について
●どんな講座があるの?おすすめの講座は?
●まとめ、気をつけること
●ハロートレーニングは誰でも受講できる?
ハロートレーニングは、離職中かつ求職活動している人が対象。
雇用保険の受給状態によって、受けれる職業訓練が変わります。
詳しく知りたい方は、最寄りのハローワークで確認してください。
●公共職業訓練と求職者支援訓練
『公共職業訓練』とは、雇用保険を受給している人で、離職後すぐに再就職に向け動き出してる人向けです。
講座も幅広く、高度な職業スキルが身に付きます。モノづくりの分野や社会福祉系が多く揃っており、人気の保育士や栄養士なども充実しています。じっくり検討しましょう。
『求職者支援訓練』は、主に受給資格のない人や、職業経験がない人向けです。また、一定の要件を満たせば、訓練期間中に職業訓練受講給付金(約10万円)も支給されます。
こちらの訓練には、「基礎コース」と「実践コース」があります。
「基礎コース」では、初心者向けのパソコン講座やビジネススキルを学べます。「実践コース」では、介護系や医療事務からネイリスト講座まで用意されています。
その他には、障碍者向け訓練、介護福祉向け訓練、氷河期世代向け訓練、学卒者向け訓練など充実してます。
詳しく知りたい人はこちらから。
●ハロートレーニングの受講手順
どのような手順で申し込みすればいいのか?少し面倒ですが、スムーズに受講できるように、しっかり準備しましょう。
①ハローワークで求職申し込み。この際にハロートレーニングの受講をしたいと職員に伝える
②ハローワークが訓練が必要かどうか判断する
③事前説明会を受ける
④受講申込書を提出(※お早めに)
⑤訓練実施施設で受験
⑥合格したら、ハローワークにおいて受講あっせんを受ける
あくまでも早期就職を支援する制度です。定期的にハローワークに通い就職できるよう努力しましょう。詳しく知りたい人はこちら。
●どんな講座があるの?おすすめの講座は?
近年、訓練校を開業する企業や講座の種類も増え、職業訓練を受講される人も増加傾向にあります。
人気の職業訓練は早めに席が埋まることもあるようです。せっかく手続きを進めてきたのに、残念な思いをされる人もおられるようです。
どんな講座があるのか?こちらで検索してみてくだい。
どの職業が自分に向いているか分からない?職業訓練を受講したいが、どの講座を選べばいいのか難しいという人がいられます。
そこで、おすすめの職業訓練をいくつか紹介いたします。
・プログラミング系
⇒なんといってもコレです。自由な働き方ができるし、フリーランスも多く努力次第で稼ぎが上がるのでおすすめです。やりながら調べて覚えることがポイントです。
・WEBデザイナー
⇒副業で活躍してる人が多いです。家事や育児しながら仕事ができます。託児所完備している訓練施設が多いのが特徴です。
・ネイリスト講座
⇒ネイル技術は日本が最先端であり世界トップクラスです。まずは基礎から教わりましょう。厳しさもあると思いますが、そこは自分次第となります。
・医療事務
⇒採用に強いド定番の資格です。近くの病院の玄関あたりに募集要項のチラシをよく見かけますね。就職先の選ぶ時のポイントは人間関係の良いところです。
・自動車整備士など自動車関係
⇒自動車は日本の基幹産業です。根強い人気があります。自動車関係であれば、安定していると言えるのではないでしょうか。最近は女性の整備士さんも増えてるようです。
希望した職業訓練が受けれるように、早めに行動することが大切だと思います。
募集前の職業訓練もチェックしたり、前もって実際に訓練施設まで行ってみたり、まずは一度問い合わせするのもあり。自分に合った好条件の職業訓練を選択したいですね。
また、自分が何をやりたいのか分からない人や向いている事が分からない人は、キャリアコンサルティングを受けるのも良いでしょう。
●まとめ、気をつけてること
ハロートレーニングの日々は、自分同じ境遇や似た性格をもった仲間がみつかることでしょう。その出逢いの中には、一生の友達になるような人もいるのではないかと思います。
自分が自分らしくあるための、自律的で主体的なキャリア形成を行うためにも、ジョブカード作成には手を抜かないことが大切です。しっかり取り組みましょう。
まず最初の一歩目を踏み出せたらいいですね。
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