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躾のしなおし

この2週間、新入社員研修や、新入社員を育てる上司、メンターに向けての
研修を毎日連続で実施しております。
そこで、非常に強く強く感じること。
やっぱり躾って、ものすごい大事だということ。

研修をしていると、かなり躾部分が見えます。
研修態度が悪い。
これね、新入社員なので、無意識なんです。
足を組む、肘をつく、のけぞりかえる。姿勢が悪い。腕を組む。
指摘すると、「え??」という顔をされます。
これまで普通にしてきたけど、ダメなんですか??
と質問されたこともありました。

また、椅子をなおさない、消しゴムのかすはそのまま帰る、電気を消さない。
先輩や人事部が机やいすを片付けていても
手伝おうともせず、挨拶もなしで帰っていく。
(これは何も意地悪とか意図的ではなく、自分の仕事ではないので
気付かないんです。)

これらはすべて躾です。だいたい同じ人がやってます。
最近の若者は…みたいなことも巷では言われますが、そんなことはありません。
出来ている人は出来ています。
ただ、出来ていない人は、ほとんど全部一貫して出来ていません。

躾ですから、出来るまで何度でも何度でも
言い方伝え方を工夫して、なおるまで言い続けなければいけません。
諦めたら、一生そのままでなおりません。

また指導を受ける側も、素直にそのまま受け入れる、コーチアビリティが絶対必要です。
でも…だって…他の会社では…友達が…親が…
と言い訳するのは、素直ではないんです。それ言ってるうちは、全然なおりません。

だから、大切なのは
それ言い訳だよ、言い訳するのではなく、「はい」でいいんだよ
自分で気付かないことも多いから、
指導されたら、「はい」と素直に聞こうねを100万回伝え続けることです。

そう、100万回!
そのくらい言って、ようやく伝わるのでは?と思います。
だって、これまでの人生では、「でも…」の言い訳がノーマルだったわけですから。
めげずに、心折れずに、100万回言い続けましょう!
躾って本当に大事、と親として改めて感じます。

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