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#41アピールすることがないと嘆く前に④

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キャリアコンサルタントの笹井典子です。


「アピールすることがないと嘆く前に」では、
自己PRすることが無いと悩む方の傾向と、
その中の1つである
「自分でアピールできないと決めている」
というパターンについてお伝えしました。
 
アピールすることがないと嘆く前に①
 
アピールすることがないと嘆く前に②
 
アピールすることがないと嘆く前に③ 

 
 
自己PRが書けない学生の方の傾向としては以下の3つがありました。
①自分で「書けない」と決めているから書けない
②自分について考える思考が止まっているから書けない
③言語化することに慣れていないから書けない
 
今回からは、
②自分について考える思考が止まっているから書けない
 というパターンについて考えていきます。
 
自分いついて考える思考が止まる原因は2つ
 
1つは、考える必要性があまりないから
 
学生に限らず、特に毎日忙しく過ごす大人になってみると
ゆっくり自分について考えることって、日常生活の中ではあまりないですよね。
 
「就職活動(転職活動)で必要だから」とか
「何かの壁にぶつかって自分を見つめ直す」とか
 
きっかけがないと、「自分が何者か?」ということを考える機会ってあまりないです。
そんなことしなくても、生活できますから
いきていく優先順位としては低くなるわけです。
 
自分について考えるとき、
思考が止まってしまうのは、
考える必要性のない生活をしていたからというだけ。
考える機会を作るようにすれば大丈夫ですし
実際、面談の中で問いかけてくると、自分について多くの言葉が出てきます。
 
そして2つ目は、普通だと思っているから=普通ということは説明不要だから
 
自分にとって当たり前だったり「普通」なことって
周りにとっても普通だから、説明する必要はない
という感覚であることも、
自分にとって考える思考が止まっている原因の1つ
 
「それって普通そうだから」
という言葉には、その先の言語化をブロックするオーラが含まれている気がします。
 
そんな意見が出た時の私は
「普通って何?」と食い下がるめんどくさい奴です。
 
我が家の夫は「普通」という言葉を結構使う人なので
夫婦でこの話題が出ると、
毎回「その普通ってやつ、よくわかんないから説明して」
と食い下がるために
夫からは「出た出た
という反応(~_~;)
 
こちらとしては、「普通」という言葉を拒否しているのではなく
人それぞれ「普通」の感覚は違うということを理解した上で
「あー、この人の『普通』はこんな感覚なんだな」
と理解したくて聞いているんですけどね。
 
人がそれぞれ持っている「普通」の感覚が、逆に「個性」になっているわけで
その価値観に目を向けることが大切なのです。
   
 
 
  
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
Have a great career_weave!

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