多分会うのは最後になるけど、これからもずっと応援しています。

昨日、産休前の最終出勤日を終えました！

約2年間、同じ場所で働き続けて、いろんな利用者さんに関わってきた。一緒に働く同僚も異動だったり退職だったりと、人の入れ替わりは多かったと思う。

まだ自分は退職するわけではないんだけど、育休で1年ほどは職場を離れる。その間にも今いる利用者さんは就職する人も辞める人もいるだろうし、働く同僚も変わると思うんだよね。

色々考えると本当に人との出逢いは一期一会で、会うのが最後になるのかもしれないな～と思うと、胸がきゅーっとなった。

これくらい寂しいな、離れがたいなと思うのは今の職場が心から大好きだたったから。そう思わせてくれる職場に本当に感謝してる！！

最終日、ある一人の利用者さんが大声あげて泣いてくれた。

もう立派な大人だけど、離れるのが寂しいという気持ちが抑えきれず、大声で泣いていた。

学生時代から引きこもりの期間が長くて、就労移行に来るまでは人とのコミュニケーションもほとんど取ってこなかった人。

就労移行に通うようになって、人と関わることの楽しさや、苦しさ、沢山の壁にぶつかってきた。

「雑談って何を話せばいいんですか？」

「あの人と喋りたいけどどう声をかければいいのか分からない。」

「自分には趣味もやりたいこともない。共通の話題なんてない」

恐らく皆が長い時間をかけて積み上げる人とのコミュニケーションを、一気に経験している感じ。

きっと混乱しただろうし、難しかっただろうし、沢山悩んだと思う。

それでも一つ一つ向き合って、全力でぶつかって、大声で泣いて、必死に食らいついていた。

そうして成長していく姿をすぐそばで見られたことは、私の今後の人生にとって大きなものになったと思う。

昨日は恐らく会うのが最後になるであろうというのが分かってて、出逢いと別れの儚さを全力で感じていた。

行かないでと言うわけにもいかないから、ぐっと歯を食いしばってあふれる涙を必死に抑えようとしていた。抑えられてなかったけど笑

あー寂しい！！！すっごく寂しい！！！

私だってこれまでの人生、何度も出逢いと別れは経験しているつもりだけど、やっぱり寂しいもんは寂しいよね。

今回の私との別れが、その人の人生にとって成長の一端を担えてたらいいなと思う。

これから社会に出て、働くことを目指して訓練は続く。

そしてきっと働いてからも大変なことも沢山あると思う。

でもその人ならきっと乗り越えられるはず。

こうやって頑張る人を全力でサポートできる仕事。

それが就労支援員としての醍醐味なんだなぁ。

いい仕事に出逢えて、いい人たちに囲まれて、本当に幸せ者だなと思って最終日を終えました。

育休明けてまた職場復帰したらお仕事がんばりたい！！！