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リクナビNEXTってどんなサイト?

求人広告や人材採用、販促などさまざまなメディアを扱うリクルートが運営する「リクナビNEXT」。大手として知られ、サイト名をよく目にしている採用担当者も多いのではないでしょうか。しかし、リクナビNEXTとはどのようなサイトで、自社の求める人材がサイトに登録されているのか疑問に思っている人もいるはず。

そこで今回は、リクナビNEXTについて詳しく解説してきます。

■リクナビNEXTについて

リクナビNEXTは、株式会社リクルートキャリアが運営する社会人向けの転職情報サイト。次のような特徴があります。

・日本最大級の登録者数を誇る
・要望に応じたプラン選択が可能
・掲載まで専門スタッフが対応してくれる

転職希望者がリクナビNEXTに会員登録をし、サイトに掲載されている求人の中から希望にあったものを自由に探して応募します。応募があった企業は書類選考を行い、通過者があった場合は面接、内定と進めていきます。

会員数が多いということは、それだけ自社の求人がたくさんの人の目に触れる可能性があるということ。応募から内定、入社につながる可能性も高まります。

また、募集人数や掲載期間、掲載する情報量など、ニーズに合わせてプランを選ぶことができ、匿名レジュメを確認したり、個別にメッセージを送ったりなどのオプションをつけることも可能になっています。

加えて、専門スタッフが求人内容のヒアリングから求人票作成、サイトへの掲載までを行ってくれるため、担当者が採用に慣れていない、採用に課題を抱えているような企業でも安心して求人募集をスタートできるでしょう。


■リクナビNEXTのサイト情報

リクナビNEXTの利用を検討するにあたって参考となる、数値的な情報も見てみましょう。


・登録者数1012万人(2020年7月末)
・新規会員登録は毎週平均3.2万人(2017年12月〜2018年1月平均)
・利用企業のうち6割以上が従業員数100名以下の中小企業(2017年1月~3月実績)
・利用金額(求人出稿金額)は18万円~


リクナビNEXTの会員数は、2020年7月末時点で1012万人、週平均3.2万人の勢いで新規登録者数が増えているそうです。つまりリクナビNEXTに求人を掲載すれば、1000万人以上の転職希望者に自社の求人を知らせることができるということになります。

また、求人を掲載している企業の過半数以上が中小企業であるため、大手企業の求人に埋もれてしまう心配もありません。

「自社サイトに求人を掲載しても応募者が来ない」「より多くの人材に自社の求人を知ってもらいたい」と考えているなら、リクナビNEXTは有効な採用手段のひとつではないでしょうか。

ちなみに、利用料金は文字数によって次のように異なります。

・N1プラン(募集要項600文字):18万円~
・N2プラン(メッセージ300文字・募集要項800文字):28万円~
・N3プラン(メッセージ600文字・募集要項1200文字):44万円~
・N4プラン(メッセージ900文字・募集要項1600文字):80万円~
・N5プラン(フリーデザインページ・募集要項1600文字):144万円~

プランによって写真や社員のコメント、職場環境紹介などを掲載できたり、オプションプランを追加することも可能です。


■登録者情報

「会員数が多くても、若手はいないんじゃないか?」「職種が偏っているのでは?」と思う人のために、リクナビNEXTの会員について少し詳しく見てみましょう。


リクナビNEXTの下院は25~39歳が約6割を占めています。

・24歳以下:7%
・25~29歳:16%
・30~34歳:22%
・35~39歳:20%
・40~44歳:15%
・45歳以上:20%


また、登録者の経験職種は次のようになっています。

・医療、福祉、介護:2%
・教育、保育、公務員、農林水産、その他:7%
・事務、管理:15%
・企画、マーケティング、経営、管理職:6%
・サービス、販売、外食:16%
・Web、インターネット、ゲーム:1%
・クリエイティブ(メディア、アパレル、デザイン):4%
・専門職(コンサルタント、士業、金融、不動産):3%
・ITエンジニア(システム開発、SE、インフラ):7%
・エンジニア(機械、電気、電子、半導体、制御):7%
・素材、化学、食品、衣料品技術者:3%
・建築、土木技術者:4%
・技能工、設備、交通、運輸:6%

母数が1000万人ですから、わずか1%であっても10万人。多くの転職希望者の中から自社にマッチする人材を探せるということになります。

企業によっては、価格以上の利用メリットがあると考えられるのではないでしょうか。


■利用企業情報

利用している企業についてもご紹介しておきます。リクナビNEXTに求人を掲載している企業の業種割合は次のとおりです。

・サービス系:16%
・不動産、建設系:16%
・メーカー系(素材、医薬品他):11%
・流通、小売り系:10%
・IT、通信系:9%
・マスコミ系:9%
・メーカー系(電気、電子、機械系):8%
・商社系(総合商社、素材、医薬品他):5%
・専門コンサル系:5%
・商社系(電機、電子、機械系):4%
・金融、保険系:2%
・その他:5%

会社の規模は次のとおりです。

・10人以下:14%
・11~50人:34%
・51~100人:14%
・101~500人:23%
・501~1000人:6%
・1001~5000人:7%
・5001人以上:2%

セコムやアイリスオーヤマ、TMI総合法律事務所、星野リゾート・マネジメントなど、多岐にわたる企業が求人を掲載しています。

魅力的な求人が多く掲載されることで会員数が伸び、会員が求人を検索する中で、自社の求人を見つけて応募してくれる可能性も考えられるでしょう。


■このような方におすすめ!

リクナビNEXTを利用すれば必ずしも人材を採用できるわけではありません。リクナビNEXTの利用が向いている人は次のような人だと考えられます。

・多くの転職希望者に自社の求人を告知したい
・自社の認知度が低く、求人を出しても応募につながらない
・求人掲載の手間を省きたい
・Web上で転職希望者の経歴をある程度確認したい
・マッチする人材がいたら、こちらからアプローチをかけたい

ちなみに、「より条件のマッチする人材に積極的にアプローチをかけたい」「コストをできるだけかけたくない」という人には、キャリオクのようなダイレクトリクルーティングという手法がおすすめ。登録している会員のレジュメを確認し、マッチする人材に自らアプローチをかけることが可能です。

初期費用や固定費を導入していないキャリオクなら、初めての人でも導入しやすいのではないでしょうか。

キャリオクについて詳しくはこちら 

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