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【JCDA】第16回 国家資格キャリアコンサルタント試験 実技(論述)試験解答例

【問1】

(事例1)

事柄焦点を当てた傾聴技法(質問)を展開する面談傾向があり、「存在価値が」「心配」「戸惑う」「喜んで」これらCLの感情や本心へ応答しておらず、CCt9の助言も一方的且つ、ものの見方(価値判断)に偏向があり、内省を促すような関わりや支援不足。

(事例2)

CL5と6で相談者が訴えた事柄と感情に焦点を当て、主訴や意思を引き出すアプローチを展開。

CCt9では相談者のものの見方(考え方の枠組み)を把握する質問で自己概念を探索し、CLが内包する「疑問」を明確化、内省を深める関わりと助言、支援ができている。

【問2】

事例ⅠのCCt10(相応しくない)

理由:在宅勤務の見通しを推測で意見、スキルやツールの変化や適応力についてもCCの価値観を押し付けているように感じ、画一的な助言や情報提供もCCの役割に相応しくない。

事例ⅡのCCt11(相応しい)

理由: 傾聴(質問)と信頼関係を構築しながら把握したCL主訴を要約、明確化。

問題点を共有しながらCLの主体的な意思決定を側面から支援する姿勢はCCの役割に相応しい。

【問3】


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